【1位】全自動洗濯機「Prette(プレッテ)」(アクア)
業界初、超音波洗浄機を搭載した全自動洗濯機。洗濯物は洗濯機で自動で洗えるとはいえ、エリソデ汚れや食べこぼしなどの手洗いはどうしても避けて通れませんでした。超音波洗浄機はその手間をラクにしてくれただけでなく、布を傷めず、手洗いよりずっとキレイに洗えるようになるなど画期的。あっという間にキレイになる爽快感がクセになり、いまや毎日のように使っています。最近はコロナ禍で一度着た服は洗う習慣になったこともあり、3人家族のわが家でも、洗濯容量14kgという大容量が役立っています。
【2位】ソイ&スープブレンダー(レコルト)
加熱もできるブレンダーで、豆乳からスープ、スムージーまでこれ1台で作れます。朝は、野菜や牛乳、ブイヨンなどを投入したら、あとはほったらかし。洗濯したり、身支度したり、朝の用事をこなしている間に、熱々スープが完成します。どんな食材もなめらかに仕上げてくれ、とてもおいしいんです。一番の驚きは、本体が軽くてコンパクト、しかもお値段も1万円以下とリーズナブルな点。出来たての豆乳も甘くておいしいし、スープやスムージーで気になる栄養もしっかり摂れるし、もう手放せません。
【3位】Shark EVOPOWER SYSTEM FLEXモデル(シャーク)
【3位】BALMUDA The CLEANER(バルミューダ)
数あるコードレススティック掃除機の中で、特に気になったのがこの2点。どちらも新しいアプローチで、面倒な掃除を楽しくしてくれました。
Shark EVOPOWER SYSTEMは、まず掃除機っぽくないデザインがお気に入り。重心バランスも絶妙だし、ゴミの捨てやすさ、アタッチメントのつけやすさなど、随所に光るギミックに感心しきりです。FLEXモデルは、スティックがグニャリと曲がる仕様で、屈まずにベッドやソファの下も掃除できるのが画期的!
満を持して登場したバルミューダ初のコードレススティック掃除機は、ファンの期待を裏切ることなく、バルミューダらしさ全開でした。シンプルだけど美しさを感じるデザインもさることながら、ホバークラフトから着想を得たという浮遊感は今までに味わったことのない心地よさ。ヘッドが360度クルクル回るので、まるでスケートリンクで滑っているような、どこまでも掃除できそうな心地よさを感じます。少し重さを感じるものの、シャーク同様、掃除をしてみたくなる新感覚の掃除機という点で、甲乙つけがたい魅力を感じました。
【4位】フォトスチーマー(ヤーマン)
どうせ美容家電を使うなら、"ながらケア"ができるか、1台であれもこれもケアできる多機能なものがいい、と欲張りな私としては、スチームを浴びながらフォトのケアもできて、さらに化粧水もスチームで塗布できるフォトスチーマーは非常におすすめ。保湿は美肌を保つための基本中の基本なので、スチーマー自体使ってほしいアイテムですが、同時にプラスアルファの美肌ケアができれば、忙しくても続けられそうです。
【5位】土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き(タイガー魔法瓶)
伝統工芸品四日市萬古焼「本土鍋」を採用した同社の最上位モデル。近年の炊飯器は最上位ともなれば、どれも確実においしく炊けると思いますが、コロナ禍もあって健康志向が高まる中、健康米もおいしく炊けるモードを重宝しています。わが家もここ数年、麦めしや玄米の栄養価を再認識し、意識して食べているのですが、家族からも「食べやすく、おいしくなった」と好評です。中ブタを使うことで1合でもおいしく炊けるモードもあり、個々のライフスタイルに合わせた炊き方が選べる炊飯器です。
2020年の家電業界全体を振り返って
2020年はコロナに明け暮れた一年になってしまいましたが、在宅時間が長くなったことで、足元の暮らしを見直した人も多かったのではないでしょうか。家事が増えたことからやむなく家電を買い足した人もいる一方で、時間ができたから普段以上に手の込んだ料理を作ってみようとか、いつもより丁寧に掃除してみようなど、前向きな動機で家電を購入した人も多かったと思います。私自身、「家事を楽しむことは暮らしを楽しむこと」という意識で、今後も家電選びをサポートしていきたいと思っています。【関連特集】
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