コロナ禍の今年は、ほとんどの人がずっと息苦しい生活を送っていたと思う。外に遊びにいくことすら憚られ、マスクをしてないだけで厳しい目線に晒される。これまで当たり前にしていた行為を禁止されることを、ここまで強いられた経験はなかっただろう。
そんな状況下において、家で一緒に過ごす家電には筆者も数多く救われた経験をした。まさに家電がここまで癒しの存在になった年はこれまでなかっただろう、というように。
まず、大好きなミュージシャンのライブが軒並み中止され、ファンにとっては苦しい1年だったが、バルミューダのザ・スピーカーがそんなポッカリ空いてしまった心の穴を埋めてくれた。大好きな曲に合わせて、きらびやかに光り、部屋中をライブ空間に擬似的に変えてくれるスピーカーによって、音楽の有り難みを改めて痛感したし、自分がやっぱり音楽無くして生きていけないことを強く教わった。
部屋が散らかっていることが、家族の悩みの種となり、いつも以上に気になった時期に、パナソニックのRULO(ルーロ)が、こちらが何も言わぬとも静かに動き出して、部屋をきれいにしてくれることに感謝した。長時間部屋やオフィスに篭り続けていたからこそ、当たり前に部屋がきれいであることの有り難みを学んだ1年だった。
家族は仲が良いものの、やっぱりみんな自分の自由な時間だって持ちたいもの。リビングに寄り添いながらも、それぞれが好きなことをするという時にスマートフォンは強い味方となった。アマゾンプライムビデオなどを個人的に見る際に、Galaxy Foldの大画面やGalaxy Budsイヤホンの良音や装着感の良さは、大好きな映画やアニメ、ドラマなどに没入するのにとても役に立った。
そして外出時のマスクが息苦しくてとにかく嫌だったが、フィリップスのブリーズマスクが発売されたことで呼吸が楽になった。メガネが曇りにくくなったことで、クルマの運転もしやすくなったり、歩いていてもマスクが気にならなくなった。
振り返るほどに、家電にとにかく癒された1年だったと思う。こんな1年はもう二度と過ごしたくないけど、家電に関わるものとして、その当たり前の存在が貴重な存在なんだと気づけたという意味では、とても良い1年だった。
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