春のお出かけシーズンに下された緊急事態宣言。それから私たちは、かつてないほどの変化を経験してきました。今まで外に働きに出ていた人も、期せずして一日のほとんどを過ごすことになった「家」。その位置づけが大きく変わってしまった人が多いのではないでしょうか。
もともとStayHomeが基本だった、私たちシュフも例外ではありません。
なにより大きな変化は、家族で過ごす時間が増えたこと。それ自体は喜ばしいことですね。でもその一方で、家のこと(=家事)が増えました。もちろん人手も増えたのですが、そのぶん楽になったかというと、決してそんなことはありません。たとえパートナーが今までの1.5倍やってくれたとしても、家事そのものが2倍以上に増えているのが実情です。つまり、シュフの仕事は増える一方なのです。
外出ができないので、外食もできません。他人に頼ることもできないし、あとはもう、テクノロジーに頼るしかない状況でした。そこで、もともと家が基本のシュフの立場から、ニューノーマル対応に役立った家電を紹介したいと思います。
ハンドブレンダーで時短調理
とはいえ、想像もしていなかった家族全員StayHomeの日々では、4人分×3食を毎日毎日作らざるをえません。どんなに料理が好きでも、これはさすがに堪えました。子どもたちの給食再開が、どれほど待ち遠しかったことか。
そんな事態を解決すべく購入したのが、前から気になっていた「BRUNO マルチスティックブレンダー」です。
これが大正解! 今までミキサーで作っていたポタージュやスムージーが、鍋やコップの中で直接作れるので、時短はもちろん、洗い物が増えません。みじん切りもあっという間で楽々。アタッチメントの付け替えもかんたんだし、食洗器でも洗えるしで、給食が再開した今も手放せないアイテムになっています。
え、無心になれる瞬間? それは、みじん切り以外でも得られます(笑)。今ではそう思えるようになりました。
我が家にTVがやってきた
テレビを置かないのが我が家の方針でしたが、さすがに何カ月もStayHomeの日々が続くと、家族一緒に自宅で映画やドラマを見たいと思うようになりました。そこで、新たにテレビを買うのではなく「Fire TV Stick」を購入しました。たまたま棚の中に使っていないプロジェクターが眠っており、それを利用できると思ったからです。
届いてみたら、ほんの小さなスティックでびっくり。映画やドラマの視聴はもちろん、ゲームなどでも大活躍で、サイズに見合わず日々存在感が増すばかり。パソコンからの映像もワイヤレスで映せるので、皆で昔の写真を見たりするのにも役立ちます。それをきっかけに会話も生まれるし、もはや家族のコミュニケーションツールといっても過言ではありません。
番外編:家電じゃないけど役に立ったサービス
車のない我が家にそれを実現させたのがカーシェアです。好きな時間にスマホで予約して買い物に出られるので、とても重宝しています。
買い込みすぎて冷蔵庫に入りきらないのは、嬉しい誤算といえるでしょう。それほど買い込んでも、ものすごい勢いで食材がなくなっていく毎日に、自分で自分を褒めてあげたい気持ちになったものです。ほんと、よくがんばったな、自分。
冬を迎え、まだまだ予断を許さぬ状況が続いています。同じような日々が来ても対応できるよう、心の準備はしておかないとですね。そのためにも、うまく家電を使って、少しでも精神的な負担を減らしておきたいものです。
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