2020年版! レストラン株主優待ランキング
新型コロナ禍で外食関連企業が大きな影響を受けていますが、その中でレストランを運営していて、株主優待を行っている企業の銘柄を“相場の福の神”こと藤本が特選し、ランキングにしてご紹介します。注目のレストラン株主優待銘柄は?
第1位:バルニバービ <3418>(マザーズ)
■会社概要と注目ポイント「こんな場所に、こんな店があったら、自分が行きたいなと思える店を作りたい」。その想いを大事にして、数多くの飲食店を生み出してきた企業です。
淡路島西海岸沿いの日本一綺麗な夕日が見られるとして、SNS上で多くの写真が掲載されている「GARB COSTA ORANGE(ガーブ コスタ オレンジ)」が売上好調です。食事だけでなく、その場所ならではの空気感や雰囲気も十分に楽しめる心地よい空間づくりが、多くの顧客を呼び込んでいるようです。まさに「Go To トラベル、Go To イート」の国策に乗り、「地方再生」を体現した店舗です。
■株主優待データ
- 権利確定月:7月末日、1月末日
- 100株以上:食事券1,000円相当
- 200株以上:食事券2,000円相当または自社オリジナル商品(コーヒー豆・米・焼菓子等)
- 600株以上:食事券4,000円相当または自社オリジナル商品(コーヒー豆・米・焼菓子等)を2つ
(1)グループ店舗での利用金額割引
(2)株主限定コース割引
(3)株主限定プレミアムコース割引
(4)花火大会特別鑑賞席優先予約(先着20名、通常料金)
- 200株以上1年以上保有:グループ店舗での利用金額3%割引
- 200株以上3年以上保有:グループ店舗での利用金額5%割引と(2)
- 600株以上半年以上保有:グループ店舗での利用金額3%割引
- 600株以上1年以上保有:グループ店舗での利用金額5%割引と(2)
- 600株以上3年以上保有:グループ店舗での利用金額10%割引と(3)、(4)
- 1,000株以上2年以上保有: グループ店舗での利用金額10%割引と(3)、(4)
・500株以上:抽選で自社選定商品「ルーフトップバー「Privado」屋上貸切プラン」等が当たる。当選しなかった株主には、500円相当の自社店舗(一部除く)で利用できる電子クーポンを発行。
■株式データ
- 株価:1,022円
- 予想PER(連):8.8倍
- 実績PBR(連):4.69倍
- 予想配当利回り:0.73%
- 時価総額:約88億円
第2位:サイゼリヤ<7581>(東証1部)
■会社概要と注目ポイント低価格イタリアン『サイゼリヤ』を直営展開しています。オーストラリアの自社工場で食材を一貫生産。海外進出にも注力しており、中国が稼ぎ頭となっています。コロナ禍で、今期も赤字予想ですが、自己資本比率も高く、財務基盤は強固です。
■株主優待データ
- 権利確定月:8月末
- 100株以上:食事券2,000円相当
- 500株以上:食事券10,000円相当
- 1,000株以上:食事券20,000円相当
■株式データ
- 株価:1,956円
- 予想PER(連):赤字
- 実績PBR(連):1.19倍
- 予想配当利回り:0.82%
- 時価総額:約950億円
第3位:すかいらーくホールディングス<3197>(東証1部)
■会社概要と注目ポイント洋食『ガスト』、中華『バーミヤン』、和食『夢庵』などを運営するファミリーレストランの最大手企業。今期はコロナ禍で大幅赤字転落だが、テイクアウト対応商品の拡充やネット通販に注力、店舗数減による競争緩和、徹底した感染対策などから、来期は売上高の回復を期待。株主優待は内容が変更され、存続しています。
■株主優待データ
- 権利確定月:6月末、12月末
- 100株以上:飲食代割引カード食事券2,000円相当
- 300株以上:食事飲食代割引カード券5,000円相当
- 500株以上:食事飲食代割引カード券8,000円相当
- 1,000株以上:食事飲食代割引カード券17,000円相当
■株式データ
- 株価:1,679円
- 予想PER(連):赤字
- 実績PBR(連):2.96倍
- 予想配当利回り:無配
- 時価総額:約3,036億円
※株式データは、2020年11月10日終値データをもとに執筆しています。
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