レディースファッション

何か1つを目立たせるだけ!「おしゃれな人」が実践する3ステップ

安価に服が手に入る時代、色違いで何色も買ったものの、結局使う色は限られてしまったり、似たアイテムばかりが増えてしまう……。こんな経験がある方も多いのではないでしょうか? 上手にアイテムを取り入れて着こなすための3つのステップをご紹介します。

杉山 律子

執筆者:杉山 律子

レディースファッションガイド

たくさん服を持っているのに、コーディネートがまとまらない

安価に服が手に入る時代、色違いで何色も買ってはみたものの、結局使う色が限られてしまう、似たようなアイテムばかりが増えてしまう、せっかく買ったのだからと組み合わせてみても、なんだかまとまらない……こんな経験がある方も多いのではないでしょうか?

持っている服の数が、おしゃれなコーデの数と比例するわけではなさそうです。こうしたアイテムを上手に取り入れるためのステップについて、ご紹介します。
ビビッドカラーのボトムスを白で引き立てて

    ビビッドカラーのボトムスを白で引き立てて

 

ステップ1. 主役服と脇役服をわきまえる

クローゼットの中を見渡すと、いろんな色柄の服たちが混在してはいませんか。まずは主役と脇役に分けてみましょう。

ビビッドカラーや柄アイテムはもちろんのこと、中間色でも色が気に入って買った服は主役。逆に、どんな色にも合わせやすい無地の白や黒、ネイビーなどは脇役です。

コーディネートは、ただ何となく色を合わせるのではなく、「主役服を脇役で引き立てる」ことを意識するとまとまりがでるものです。

主役服に「馴染ませる」か、主役服を「際立たせる」かも考えながらコーディネートしてくださいね。
ボトムスの色を主役にアイボリーと黒で馴染ませたコーデ

  ボトムスの色を主役にアイボリーと黒で馴染ませたコーデ

 

ポイント2. コーディネートは総合点で決まる

素敵なコーディネートは、バッグや靴、ヘアスタイルまで含めた総合点で決まります。服は主役と脇役を意識してコーディネートしても、バッグや靴が足をひっぱることもしばしば……。

トータルコーディネートを考えたら、主役服には主張しすぎない小物がおすすめ。服と同じ色だからと小物まで同色でリンクさせてしまうと、少しやりすぎ感が強くなってしまいます。

素敵なお気に入りの小物を活かすためには、服を脇役におさえることがマスト。総合点を意識してコーディネートしましょう。
レオパード柄のバッグをモノトーンコーデの主役に

レオパード柄のバッグをモノトーンコーデの主役に

 

ポイント3. クローゼットは服を選ぶ場所

クローゼットは「服を保管する場所」と捉えがちですが、「服を選ぶ場所」と意識を変えてみてください。

増えすぎたアイテムでクローゼットがパンパンになっていませんか?

何を持っているのかわからない状態では、すべての服を活かせないのは当然のこと。自分で把握できる量に厳選することも大切です。

また、引き出しに収納するより、ハンガー掛けの方が圧倒的に服を選びやすいもの。おすすめは、ニットなどをかけても肩のラインが気にならないアーチ型ハンガー。ボトムスもかけられて便利です。
トップスもボトムスもアーチ型ハンガーにかけて

      トップスもボトムスもアーチ型ハンガーにかけて

トップス、ボトムスなどのアイテムごと、淡色から濃色にグラデーションに並べるとぐっと選びやすくなります。主役服は一ヶ所にまとめておくことで、脇役と分けて考えることができるものです。
グラデーションに並べることで戻す位置も明確に

                  グラデーションに並べることで戻す位置も明確に


毎日のおしゃれとは切り離して考えがちなクローゼット収納ですが、服を選びやすいクローゼットこそ、毎日の服選びの質を高めてくれるものです。クローゼットでショッピングする気持ちで服選びができたら楽しいですね。

いかがでしたでしょうか。

新しい服にばかり意識が向きがちですが、クローゼットの中は自分自身が選び抜いたアイテムたちの宝庫。お気に入りの服を活かしながら、おしゃれを楽しみたいですね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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