初めて食べた時は、米粒まで緑色でビックリしましたが……海鮮などの出汁の利いた、上品な味わいでイチオシです!
店名の「翡翠」をイメージした緑色のスープチャーハン
「海鮮翡翠チャーハン」は店名の「翡翠」をイメージした緑色のスープチャーハンです。エビ、イカ、エリンギなどの具材がゴロゴロとのっています。
おいしさの秘密は「健康的な食事を提供したい」との想いから、無添加食材、化学調味料不使用にこだわって作られていること。無添加・無着色のほうれん草ペースト、干し貝柱や高級金華ハム、干しエビ、干し魚などから作った自家製のX0醤とネギ油を使用しており、ひと口、もうひと口……と食べ進むおいしさです。
ちなみに、ほうれん草の味はほとんど感じません。ほうれん草が苦手な方でも大丈夫かと!
特許を取得した唯一無二のメニュー
緑色の「海鮮翡翠チャーハン」は、10年ぐらい前に翡翠楼さんの看板メニューとしてメディアに登場し、人気を博しました。が、当時、似たようなメニューを出すお店が増えた記憶が……。
その後、翡翠楼さんが苦労して特許を取得、類似品は姿を消しました。現在は本店のほかに、息子さんがオーナーシェフをつとめる新館でも食べられます。
特許を取得してまで守った、唯一無二のメニュー。横浜中華街の翡翠楼でしか味わえません。
「お店で出来立てを味わってほしい」という想い
コロナ禍でも「がんばるしかない」と、家族全員で対策しながらテイクアウトやデリバリーで営業を続けた翡翠楼さん。それでも「海鮮翡翠チャーハン」は「出来立てを食べてもらいたい」との理由でテイクアウトには対応していませんでした。私自身、状況が落ち着いたら、お店へ食べに行こう! と決めていました。にぎわいが戻るまでに、まだまだ時間がかかりそうな横浜中華街。ぜひ、翡翠楼ならではのメニューを味わってみてください。
DATA
横浜中華街 翡翠楼┃海鮮翡翠チャーハン
※中山路の本店、関帝廟通りの新館で提供