管理栄養士の私がサバ缶に注目し始めたのは、生産量がツナ缶を上回ったというニュースを耳にしてからです。サバ缶は特に女性に人気があるようで、パッケージにこだわったものも増えており、食品売り場を見るのが楽しくなりました。
なんとなくカルディを覗いたときに偶然見つけたのが、ラ・カンティーヌの「さばフィレ エクストラバージンオイル」でした。
繊細で落ち着いた配色のパッケージは、まるで陶器のよう。サバ缶は女性に人気ということを知ったときから、「女性受けのいいパッケージで販売すればよいのになぁ……」と思っていた答えが見つかったような気がしたんです。
いつもなら食品庫にしまう缶詰も、このサバ缶だけは、キッチンの棚の上にお気に入りのスパイスたちと一緒に飾っています。キッチンは毎日使う場所なので、少しでも癒されるものに囲まれていたいなという私のこだわりです。
不足しがちなたんぱく質補給に最適
「身体にいいって聞いたから……」と、なんとなくの理由でサバ缶を食べている人もいるかもしれませんが、サバ缶には、良質の脂質が含まれている、調理不要でおかずにもなるなど、よいところがたくさんあります。たんぱく質は美容のためにも大切な栄養素で、ダイエット中の人やスポーツ選手なども意識してとり入れています。また、筋肉の材料になり、代謝アップにも必要なので、毎食欠かさず摂りたいですよね。しかし、パンだけ、おにぎりだけ……といった糖質よりの食事に偏っていると不足しやすくなります。
忙しい朝や仕事で帰りが遅くなった夜でも、サバ缶があればしっかりとたんぱく質補給ができます。サラダやおひたしのトッピングなど、サブ食材として使うことが多いツナ缶とは違って、主菜にもなるという点もサバ缶のメリットといえるでしょう。
SNS映え間違いなし!高級サバ缶のアレンジレシピ
ラ・カンティーヌの「さばフィレ エクストラバージンオイル」は、「おかずがないときに食べよう」というよりは、気分が乗ってSNS用の料理の写真を撮りたくなったときに出番が多い缶詰。骨や皮などを取り除いて身の部分だけをオイル漬けにしたものなので、クセがなく、食べやすさ抜群でアレンジも効きます。
私のお気に入りは、バケットやクラッカーにトマトソースと一緒に乗せる食べ方です。うちの子どもは魚が大好きなので、出すと喜んで食べてくれるんです。「お肉は堅い」といって避けることが多いのですが、魚は柔らかくて食べやすいのかもしれません。
和のイメージから離れた洋風でおしゃれな缶詰。是非一度試してみてくださいね。
DATA
La Cantine(ラ・カンティーヌ)┃さばフィレ エクストラバージンオイル
内容量:100g
原材料:さば、オリーブオイル、食塩、調味料(アミノ酸)