山芋豆腐

お惣菜としてはもちろん、日本酒と一緒にいただいても美味しい


お豆腐と言えば、ちょっと箸休め的にいただくような思いこみがあり、以前はそれほどこだわりはありませんでした。ですが、山いもと添付のわさびに魅かれて購入した一丁庵の「山いも豆腐」は食感がとにかく新鮮! 一口でほかのお豆腐との違いを感じられ、以降、気に入って、よくいただいています。
   

山いもたっぷり!”シャキシャキふわっ”が口に広がる

山芋豆腐

たっぷりの山いもが口の中でシャキシャキふわっと広がる


すった山いもと刻んだ山いも、ネバネバとシャキシャキ2つの食感がフワっとやさしいおぼろ豆腐に練りこまれた「山いも豆腐」。ひと口いただくと、口の中でネバネバ、シャキシャキ、トロトロ、フワフワが一気に広がります。私は添付の濃厚なお醤油とピリっと辛いわさびをスプーンでまぜていただくのですが、ホッとするおいしさです。220gのお豆腐に添付のお醤油では足りないのではないかと思うのですが、その濃厚さに足りないと感じたことはありません。

また、山いも豆腐=お惣菜という意識しかなかったのですが、『孤独のグルメ』で原作の久住さんが「日本酒には冷ややっこ」とそれはおいしそうに食されているのを見て「一丁庵さんの山いも豆腐もおいしそうだ」と試してみました。たっぷりのネギをかけ、お好みで七味や柚子胡椒を混ぜ込むのも乙。さっぱりと夏にいただくのもいいですが、熱燗とも相性よしです。もちろん、お鍋とビールと「山いも豆腐」もたまりません。
 

お惣菜に酒の肴に。日本人が愛してきた豆腐料理に舌つづみ

山いも豆腐

江戸時代に登場したお豆腐の料理本『豆腐百珍』


一丁庵は創業50周年のお豆腐屋さん。ミネラルが豊富な天然水を使っています。にがりはサロマ湖のにがりと、赤穂の塩田にがりをお豆腐に使い分けるこだわりよう。もちろん100%国産大豆です。一つひとつ丁寧に職人さんが手作りされているからこその、やさしい味も魅力です。

酒の肴を用意するとき、お酒好きやお豆腐好きにとっては、調理されたお豆腐は邪道ではないかと思ったりしたのですが、実はお豆腐をいろいろと調理して楽しむ歴史は長いそう。江戸時代には豆腐料理が100通り記載された『豆腐百珍』が大人気だったことを想うと趣を感じます。長い間、日本人が愛してきた豆腐料理に想いをはせる、これぞ酒の肴。「山いも豆腐」、おすすめです。
 
DATA
豆匠たかち┃山いも豆腐

内容量:220g
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。