肉厚でリッチな味わい
昨今の「好きな魚ランキング」1位には、「鮭(サーモン)」が君臨する機会を多く見かけます。特に女性が好きな魚として名前が挙がることも多いでしょう (「魚の日に関する調査2017」マルハニチロ調べ ほか)。
中でも、スモークサーモンは味わいがリッチなだけでなく、美容にもよくておしゃれ。かくいう私も、ご褒美食として食べることも多い、自称スモークサーモンLOVERです。
御用達の成城石井にも数種類のスモークサーモンが並んでいて、いろいろ食べ比べてみた結果、一番しっくりきたのが、成城石井オリジナルの「スモークサーモンスライス」でした。
とろける食感と芳醇な香りがたまらない。手土産にも鉄板人気
成城石井の「スモークサーモンスライス」は、食感が贅沢で肉厚。他のものと全然違います。スモークサーモンはしっかりと燻製されていて身がギュッと固くしまっているものもありますが、これは口の中でとろけるのが特徴。熟成されているので生よりもやわらかく、ねっとりした食感は至福……。値段はそれなりに高めですが、満足感は価格以上だと感じます。ホームパーティーの手土産としても人気で、とにかく喜ばれます。レモンを絞ってワインのお供にいただくのはもちろん、ねっとり食感なので白いご飯にも合います。お寿司屋さんの“とろサーモン”風に、ワサビを添えて食べるのがおすすめです。
サーモンは”キング・オブ・アンチエイジング魚”
味ももちろんですが、スモークサーモンの魅力は、なんといってもアンチエイジング栄養素。加齢とともに”私たちの体は食べたものでできている”と痛感します。サーモンピンクの色素の正体、アスタキサンチンは、老化=体の錆び予防に働く抗酸化物質の中でも最強。うれしいことに、肌の乾燥を防ぐ働きもあるんです。そのアスタキサンチンがずば抜けて豊富なのがサーモン。代謝の低下、ホルモン減少、疲労、肌、髪のハリつやなど、私たちの加齢に伴うさまざまな体の悩みを助けてくれます。
海外でも、エリカ・アンギャルをはじめ、意識高いセレブの美容食として、サーモンサラダ、サーモングリル、サーモンサンドなどのサーモン料理は定番中の定番です。
低脂肪高タンパクの「白身魚」の一種なので、青魚に比べて脂の臭みが少なく、あっさりとしていながらもダイエットに有効なDHA、EPAは豊富というハイスペックな魚。アラフォーになると気になる“代謝”を高めるビタミンB群や、女性ホルモン分泌をアップしてくれるビタミンDが豊富なのも魅力です。
生ハム感覚でおしゃれに使える
スモークサーモンは、実はとっても便利な食材。鮮やかなサーモンピンクは、テープルがパッと美しく映えます。そのままお皿に盛り付けるだけでもおしゃれで映える1品になりますし、オリーブオイルをかけるだけでカルパッチョにも◎。それ以外にも、サラダにトッピングしたり、チーズと一緒にパンに挟んだり、パスタやピザにトッピングしたりと、生ハム感覚で使えます。
サーモンは、お肉に比べて約6割のカロリーながら、同等のタンパク質チャージが可能。むくみの大敵である塩分も控えめです。私は昔からサーモンが好きですが、特に40歳を過ぎてから頻繁に食べるようになりました。ハム類に比べて脂がほどよく、体が軽い気がします。
魚料理は「食べたいけれど意外と自分では買わないもの」。実はギフト向きの食材です。艶やかなスモークサーモン、大人の集まりにいかがでしょうか。
DATA
成城石井┃スモークサーモンスライス
原材料:サーモントラウト(チリ)、食塩、コショウ、ソルビトール、調味料(有機酸等)、酸化防止剤(V.C)
内容量:150g