2019年10月の株主優待10万円銘柄ランキング
今回のトップ3は3銘柄とも個人投資家に大人気の株主優待銘柄です! 高い利回りであることはもちろん、業績面も考えて銘柄選出しました! 10万円から投資可能で、利回り面から考えても貯金感覚で投資を検討できる3銘柄と思います!
※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください(2019年9月2日の終値で計算しています)。
それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。
第3位 アイスタディ(東証2部<2345>)
予想配当+予想優待額面利回り:1.57%【2019年9月2日株価】 528円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=5万2800円
【予想PER】 52.2倍
【今期予想現金配当(1株あたり)】 3.3円
【株主優待権利確定月】 10月末
【優待内容】クオカード
100株以上 500円相当
500株以上 1000円相当
1000株以上 1500円相当
2000株以上 2000円相当
第3位はアイスタディ(東証2部<2345>)です。IT技術学習ソフトなど、eラーニングが主力の企業です。
今回は100株を購入し、500円分のクオカードを獲得したケースを想定して利回り計算をしています(つまり株主優待は500円で評価して利回り計算しています)。利回りは低いのですが、株主優待が個人投資家に人気のクオカードで注目度が高いこと、筆頭株主がブイキューブから金融システム開発で実績のあるカイカ社に移ったことで、2020年10月期の業績拡大が期待できることなどから3位としました。
業績はこれまでのところ横ばい基調でしたが、前述のとおり、筆頭株主の変更で2020年10月期以降の業績拡大に期待したいところです。2022年10月期には売上30億円、営業利益7.7億円をめざすとしています。ちなみに有利子負債はゼロ、自己資本比率は84.8%で財務内容は強固です。
株価は2018年から大きく下落してきましたが、そろそろ底打ちの兆しも出てきているところかと思います。まずは株価の底打ちを確認してから購入できると良いと思います。
第2位 Hamee(東証1部<3134>)
予想配当+予想優待額面利回り:5.13%【2019年9月2日株価】 712円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=7万1200円
【予想PER】 14.2倍
【今期予想現金配当(1株あたり)】 6.5円
【株主優待権利確定月】 4月末、10月末
【優待内容】
1. Hamee本店で利用可能な1500円分のクーポン
2. ネクストエンジン利用料金1500円分の割引クーポン
第2位はHamee(東証1部<3134>)です。スマホやタブレットのアクセサリーの製造・販売を行っている企業です。
今回は100株を購入し、1500円分の割引クーポンを2回獲得したケースを想定して利回り計算をしています(つまり株主優待は3000円で評価して利回り計算しています)。
株価は2018年12月から急激に調整していましたが、一応底を付ける形になっており、700円前後で推移しています。業績については売上は拡大傾向にありますが、利益は横ばいといったところです。自己資本比率は67.0%、ROEは28.3%と経営指標は良いので、市場全体が調整した時などに拾えると良いのではないかと思います。
第1位 トーシンホールディングス(ジャスダック<9444>)
予想配当+予想優待額面利回り:5.21%【2019年9月2日株価】 576円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=5万7600円
【予想PER】 14.2倍
【今期予想現金配当(1株あたり)】 20円
【株主優待権利確定月】 4月末、10月末
【優待内容】株主優待カード
自社携帯ショップ利用時優待、自社グループ運営ゴルフ場等プレー代金優待などで利用できます。詳しくは同社のHPをご覧ください。
第1位はトーシンホールディングス(ジャスダック<9444>)です。東海を地盤に携帯電話の販売代理店を展開している企業です。
今回は100株を購入し、株主優待カードを2枚獲得したケースを想定して利回り計算をしています。株主優待カードは1枚500円で評価しております(つまり株主優待は1000円で評価して利回り計算しています)。
同社の株主優待は地域的に利用できる方が限られてしまいますが、現金配当も高く、利回りベースでみるとやはり高水準ということで1位としています。
株価は5年単位でみると500~700円の間で推移している印象です。業績は横ばいといった印象です。同社は株主優待の権利落ち後に株価が大きく下がる傾向がありますので、そのタイミングを狙うか、慎重にいく場合は市況全体が急落した時のタイミングで500円前後まで急落したところで拾うようにするとよいでしょう。
参考:日本株通信
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