この秋は、「着崩す」から「きちんと感」へ
去年と違う、この秋のトレンドとは?
90年代のリバイバルブームや、「インスタ映え」に代表されるSNSの台頭によって、去年絶頂期を迎えたスポーツやストリートブーム。しかし、2019年秋、その熱は落ち着きを見せており、ブームは終焉を迎えたよう。
それに代わって、今シーズン注目を集めているのが「クラシック」で「エレガント」な装い。これまで主流だった「着崩す」スタイリングから、「きちんと」着こなすスタイルが人気を博しそうです。では、具体的にはどんなアイテムがはやるのか、みていきましょう。
1. ボウタイで「きちんと感」を演出
クラシックな装いを完成させるのに欠かせないのが「ボウタイ」。ボウタイとは、襟部分を蝶結びにした襟の形状、または、蝶結び状のリボンがついたトップスのこと。今季はボウタイがランウェイに多数登場しました。首まわりにアクセントをつけることで遊び心を演出しています。今季注目のプリーツスカートと合わせてフェミニンに装うのも、ワイドパンツとコーデして、マスキュリンに着こなすのも◎。ボウタイを取り入れるだけで、今年顔のスタイリングを作ることができるので、要チェックです。
2. 大人の魅力を演出してくれるキュロット
ガウチョパンツやスカーチョ、スカンツ、パラッツォパンツなど、エフォートレスな雰囲気のワイドパンツが流行りましたが、今季コーデに投入するなら、断然クラシカルな印象の「キュロット」がおすすめ。この秋「CELINE(セリーヌ)」がエレガントなキュロットをうち出したことで、最旬アイテムに躍り出ています。一見スカートに見えるので、フェミニンな装いがお好みの大人女性にも最適。
3. クラシカルな印象のセットアップがトレンド
今季、トレンドに挙がっているのが「セットアップ」。ワンピースもいいですが、トレンドを意識するなら、ぜひセットアップを投入して。フォーマルすぎない、リラックスしたシャツやブラウスとのセットアップも増えており、普段着として取り入れやすくなっています。きちんと感も演出できるので、オフィススタイルにもぴったり。セーターとニットスカートのニットアップは、女性らしい雰囲気を醸し出してくれて、人気を博しています。モードな印象のチェック柄のセットアップは、おしゃれ上級者におすすめ。
以上、「去年の9月とはココが違う! 2019年秋のおしゃれポイント」を3点ご紹介しました。これを参考に、秋ファッションを楽しんでくださいね!