調理器具・キッチン用品

いつものTKGがごちそうに!信楽焼の土鍋で炊く絶品ごはん

「ごはんがおいしいレストランは何を食べてもおいしい」と話す、横浜ガイドの田辺紫さん。そんな田辺さんは自宅では土鍋でごはんを炊いているとのことです。今回はお手入れも簡単なイチオシの土鍋を紹介してくれました。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

TKG(=卵かけごはん)がごちそうになるほど、おいしいごはんが炊けます

おいしく炊ければTKG(=卵かけごはん)もごちそうに


2012年から愛用している、信楽焼の窯元・カネフサ製陶の「ごはん鍋」。山形の農家さんからササニシキという品種の玄米を購入するようになったのがきっかけで購入しました。土鍋でごはんを炊くのは面倒かなと思いきや、火加減の調整も必要なく、おかずを作っている間に炊けて、お手入れも簡単なのです。
   

火加減の調整なし!15分間強火にかけるだけ

約15分、強火にかけるだけ。シンプルなデザインで黒以外の色もあります

約15分間強火にかけるだけでおいしいごはんの出来上がり


ごはんを炊くのは火加減が難しいと思われがちですが、この土鍋は約15分間、強火にかけるだけ。形状が縦長なのでお米が対流しやすく、ごはんを上手に炊くコツ「初めちょろちょろ中ぱっぱ」が、強火にかけることで自動的に行われるそうです。
 
土鍋の縁(ふち)が高いので、吹きこぼれもなし!

吹きこぼれを防ぐため高めに設計された縁


また、土鍋の縁(ふち)が高いので吹きこぼれず、ガスコンロの火が消えることもありません。わが家のガスコンロにはタイマーが付いているので、火の消し忘れもなし。わが家の場合、3合か4合で炊きますが、給水約15分、炊飯約15分、蒸らし約15分で、ふっくらとおいしいごはんが炊きあがります。

 

焦げ付きの心配もなく洗い物も簡単

釉薬のおかげで焦げ付きなし!ごはんが立っていて、いわゆるカニの穴も見られます

強火で何度も使っても焦げ付きの心配いらず


内側には釉薬(ゆうやく)によってガラス質の膜が形成されているため、焦げ付いたことはありません。 また、土鍋を洗う際もごはん粒が引っ付いて困るようなこともなく、サッと洗えます。ごはん鍋によくある内蓋が付いていないのも、こちらを選んだ理由のひとつ。その分、洗い物の手間が省けるからです。

2012年から使っていますが、危険なひび割れもなく、耐久性にも優れています。

 

高級電気炊飯器よりも安価でコスパ良好

サイズは電気炊飯器の内釜くらいで省スペース。内釜は給水に使っています

電気炊飯器の内釜程度のサイズでキッチンでも場所をとらない


近年は、十数万円する高級電気炊飯器が販売されていますが、こちらの土鍋は1万円前後。比較的安価なのも購入の決め手となりました。わが家では1~5合サイズを使っていますが、電気炊飯器の内釜くらいのサイズで省スペースなのもうれしい! ひと回り小さい1~3合サイズもあります。

ごはんそのものがごちそうになる、「ごはん鍋」。もう手放せません。
 
DATA
カネフサ製陶┃ごはん鍋

サイズ:大(1~5合)、小(1~3合)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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