グルメトピックス

スモークした豆腐はおつまみにも手抜きご飯にもおすすめ!

栃木に鎌倉時代から伝わる保存食、豆腐の燻製。それを現代風にアレンジした「スモークとうふ」は、チーズのような味わいで、おつまみはもちろん、ご飯との相性も抜群。自分で作るほどスモーク好きという川崎さちえさんに、アレンジレシピも教えてもらいます。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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食感は蒲鉾みたいで、味はチーズのよう。

食感は蒲鉾みたいで、味はチーズのような「スモークとうふ」
 

サーモンやチキンなどスモークされた食べ物の、あの独特の香りと、苦いようで苦くないなんとも言えない味。食材を劇的に変えてしまいます。

実は自宅でも燻製を作ってしまうほど好きなのですが、さすがに作ったことがないのがスモークした豆腐。豆腐自体に味がなく、水分も多いので、スモークしても味に自信が持てないからです。

そんなことを考えているときに見つけました、「スモークとうふ」。お豆腐屋さんが自家製味噌で仕込んだ、まさにオトナ向けの贅沢な逸品です。
   

豆腐の燻製は鎌倉時代から伝わる保存食

こいしや食品のスモークとうふ。もともとは保存食だった。

こいしや食品の「スモークとうふ」。もともとは保存食だった
 

「スモークとうふ」の歴史を振りかえると、もともとは鎌倉時代からの保存食で、旅人が山越えのときに持って行った大切な食料だったのです。下野国(現在の栃木県)の湯西川の伝統の味で、それを現代風にアレンジしたのが「スモークとうふ」です。

ただ豆腐をスモークするのではなくて、味噌漬けにして一晩寝かせ、その後4時間かけて乾燥させます。そして、桜のチップで12~18時間燻すことで完成。思った以上の手間と時間をかけて作られているのです。

食感は弾力があって蒲鉾に近く、味はまるでスモークチーズのよう。豆腐なので変な後味は残らず、何枚でも食べられそうですが、逆にちょっとずつ味わって食べていきたいと思えるような逸品です。

食べやすスライスタイプと、豆腐がそのままパッケージされたタイプの2種類があります。
 

野菜と一緒にまぜご飯にしてもGOOD!

 
旬の野菜と一緒にまぜご飯にしてもおいしい。

旬の野菜と一緒にまぜご飯にしてもおいしい
 

普段、お昼ご飯は自宅で食べる私にとって、簡単に作れるおいしい手抜きご飯は永遠のテーマといってもいいでしょう。手抜きというより、火を使わずに簡単に作れてしまうのが「スモークとうふ」を使ったご飯です。

ご飯に、塩漬けした野菜、ごま、切った「スモークとうふ」を入れれば、簡単にまぜご飯ができてしまいます。野菜は冷蔵庫にあるものでいいので、余った野菜を使い切れて一石二鳥。ご飯をたくさん食べてほしい子どもたちにも好評です。

豆腐を使ったおかずはたくさんあって、私たちにも馴染み深いと思います。栄養価が高く、家計にも優しいのが豆腐のウリかもしれませんが、ときには手間ひまかけて作られた豆腐を食すのもいいのではないかと思っています。

何事も経験ですから食べてみないことには始まりません。はまってしまうとある意味困るのですが、また食べたいと思える逸品です。
 
DATE
こいしや食品株式会社┃スモークとうふ

容量:ブロック(150g)、スライス(70g)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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