マネーtips!お金持ちになるための365日/節約アドバイザー・丸山晴美さんの「無駄遣い体質」から脱却する方法

節約アドバイザー・丸山晴美さんが日常で使うオトクなワザとは?

マネーのプロであり、節約達人として活躍する丸山晴美さんが、実際に使っている「オトクワザ」を紹介。金券での家電購入やふるさと納税の選び方など、参考になるものがたくさん!

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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マネーのプロであり、節約達人として活躍する丸山晴美さんが、実際に使っている「オトクワザ」を紹介。金券での家電購入やふるさと納税の選び方など、参考になるものがたくさん!(第2回『車や洋服、家事も! シェアリングエコノミーでお金も場所も浮かせよう』から続きます)


――丸山さんご自身は、日常でどんな「オトクワザ」を使っているのでしょう?
 
丸山晴美さん:最近、引っ越しに伴い、ドラム式洗濯機とテレビとオーブンレンジで総額46万円分の買い物をしたのですが、そのうち40万円分は、あらかじめ金券ショップでコツコツと買いためていたビックカメラの商品券を使いました。

 
ビッグカメラの商品券を貯めて購入したドラム型洗濯機

ビックカメラの商品券を貯めて購入したドラム型洗濯機



 
――現金ではなく、商品券を積み立てて「家電用貯金」をされているのですね。
 
丸山晴美さん:そうです。1000円の商品券が980~990円で買えるので、高額商品を買うときには、その分オトクになります。以前、5年保証の冷蔵庫が5年半で壊れてしまい、突然の出費に慌てたことが、家電貯金を始めたきっかけでした。最近のファミリータイプの家電は高額化していて、冷蔵庫も20~30万円するものがザラ。とはいえ、貯金から急に30万円が消えるのは精神的にもキツイものです。あらかじめ貯金とは別に備えておくべきだと痛感しました。通常、クレカ払いだと、現金よりもポイント付与率が下がるのですが、ビックカメラの商品券の場合、現金払いと同じ分のポイントが付くのも嬉しい点。5万円分のポイントがついたので、その分で照明を買いました。

 
商品券を積み立てて「家電用貯金」

商品券を積み立てて「家電用貯金」




金券ショップでは、レターパックや切手など、値引きのないものを買うことが多いですね。お米券もよく買う商品券のひとつ。商品券のなかでは比較的割引率が高いし、よく行くドン・キホーテで使えるので、私にとって利便性が高いんです。また、ドンキで買い物をする人は、専用の電子マネー「majica(マジカ)」がマストアイテム。使い勝手がよく、おススメです。
 
――どのあたりがオトクなのでしょう?
 
丸山晴美さん:税込1001円以上買い物をすると、合計金額の1円単位が最大9円カットされます。“たかが9円”と思うかもしれませんが、100回買い物をしたら900円です。1度に1万円買うよりも、買い物回数を10回に分ければ、それだけオトク額が増えます。チリツモ効果は侮れませんよ。会員向けのオトクなクーポンも貰えるので、ドンキ利用者はぜひチェックしてみてください。
 
――1円を笑うものは1円に泣くといいますが、小銭を「たかが」と思っているうちは、どんぶり体質から脱出できませんね。丸山さんは、「ふるさと納税」では、何を基準に返礼品を選びますか?
 
丸山晴美さん:「自分の暮らしに密着していて家計の足しになるもの」です。“普段買わないようなちょっといい食材をもらう”という楽しみ方もありますが、私の場合はコスパ重視。食費を浮かせるために食材を選びますね。お米はマストですが、その年に不作だったり、値段が高騰している野菜を狙うことも多いですね。できるだけ少ない寄附額でたくさんの量が貰えるオトク度の高いところを探して、比較しながら慎重に選びます。
 
――何度かリピートしている“お気に入り”はありますか?

丸山晴美さん:基本的には、毎年違うものをもらうのですが、なかには何度かリピートしているものもあります。たとえば、山形県米沢市の「うまいたれ」という万能だれ。山形の郷土料理のいも煮をはじめ、これ1本あればどんな煮物もおいしくなる“万能たれ”です。5本セットなので、人にあげても喜ばれます。ほかにも、佐賀県玄海町のさざえや、兵庫県朝来市の黒大豆もお気に入りです。年末になると申し込みが殺到するので、人気の商品は品薄になる場合も。肉や米を狙っている人は、早めの時期に申し込みましょう。

★第4回『節約アドバイザー・丸山晴美さんが実践する、わが子への「お金のしつけ」』はコチラ

教えてくれたのは……
丸山晴美さん
 
節約アドバイザー ファイナンシャルプランナー 消費生活アドバイザー 
 

 


22歳のときに節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。
 
著書
「貯まる女になれる本」(宝島社)
「1年で100万円貯まるすっきりお片づけ生活」(宝島社)
「まるっとわかる!お金の基本」(宝島社)
「みんなが知らない頭のいいお金の増やし方」(宝島社)
公式HP「らくらく節約生活。」 http://www.maruyama-harumi.com
 
取材・文/西尾英子

 
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