服にも増してセレクトが難しい、女性の靴
パーソナルスタイリングのお客様に靴をお見立てするときには、服をスタイリングするときとはまた違った緊張感があります。靴は服よりも遙かにフィット感が重要。そしてそのフィット感が試し履きだけではなかなかわからず、何日かしっかり履いてみて始めて相性がわかる、という難しさがあるからです。なにより、いくらデザインが優れていても足が痛くなる靴はすぐに脱ぎ捨てたくなるもの。お客様にそんな思いをさせないよう、かなり神経を尖らせてお薦めしています。
そんな中でも高打率を誇るのが、マルイのオリジナル商品である「ラクチンきれいシューズ」シリーズ。2010年のデビュー時に「履き心地の良いパンプス」というストレートな謳い文句に誘われて以来、厳しいお客様のスタイリングの時にも何度も助けてもらっています。
よく歩く人ほど高い評価をする、その履き心地の秘密
このシューズ、「ヒールがあるパンプスは痛くなるに決まってる」といった拒絶感を持っているお客様を何人もパンプスのある生活へ導いてくれました。また、毎日街頭演説に立つ議員さんやあちこちハードに歩き回る保険や不動産の営業さんなどなど、靴に対するリクエストが多いハードユーザーの皆さんをして、同じものを何度もリピ買いさせるほどの実力の持ち主でもあります。履きやすさの秘訣は、何といっても厚みのあるクッション中敷き。衝撃を吸収してくれるだけでなく、まるで自分の足裏に合わせてカスタマイズしてもらったかのようなフィット感を覚えます。そして、ソールが柔らかく、足の返りにぴったりついてきてくれること。歩き回るほどその柔らかさを実感します。
最近ではベーシックなパンプス型以外にも、リボンやストラップが取り外せるような2wayタイプやトレンド感が強いデザインものなど、デザインバリエーションもますます広がっています。お手頃価格に見合わぬその実力。これからも私の駆け込み寺でいてくれることは間違いなさそうです。
■「ラクチンきれいシューズ」オンラインストア