浴衣に似合うメンズの髪型
浴衣に似合うメンズの髪型
短めヘアの場合:こじんまりさせずシルエットを大きく作る
ベリーショートの髪型ならば、浴衣の柄はシンプルなほうが男らしさがアップするのでオススメです。ちなみにモデルさんが羽織っているのは、江戸時代に火消しの親分衆が着ていた文様と言われており、落ち着きがありながらダイナミックなデザインが特徴。当時の親分たちに思いを馳せて、このような浴衣を狙ってみてはいかがでしょうか。浴衣を着た際、ベリーショートのスタイリングで気をつけたいのが、浴衣はそもそも肩や袖が大きめに作られているため、髪も大きく作らないとバランスが取れないということ。特に動きが目立ちやすいトップやサイドは、無理に抑えようとするのではなく、あえてツンツンとしたスパイキーな毛束を作りましょう。前髪は下ろすよりも上げるほうが、力強い男を演出することができます。 スタイリングするときに使う整髪剤はハードワックスがベスト。髪を乾かしたあと、500円玉ほどの量を取り、根元をしっかりと持ち上げながら、もみ込むようにつけていきます。シルエットを大きく作ることを意識しながら毛束をつまんでいきましょう。 仕上げは、落ちてきやすい前髪にスプレーを噴射。このとき、空いているほうの手で前髪を支えながらスプレーすると、理想的な位置で前髪をキープすることができます。
長めヘアの場合:毛先が遊ぶウェービーパーマで雰囲気を強調
ミディアムレングスならば、髪型で遊べるため、浴衣の柄を派手にしてもやり過ぎ感はでません。それどころか、個性が強まるのでオススメしたいです。モデルさんが着ている浴衣は、鯉が大きくあしらわれた日本画のようでインパクト大!この存在感に負けないヘアとなると、毛先にニュアンスを出したパーマスタイルではないでしょうか。このパーマヘアは、前に向かうにつれて長くなる前下がりシルエットがベースです。そこへフォワード&リバースのパーマをプラスして、ランダムなウェーブができるように仕上げています。柔らかい雰囲気ながら、どこかクールさを併せ持ったモダンなデザインと言えるでしょう。サイドの内側が2ブロックになっているので、無駄に膨らむこともありません。 スタイリングする際に使う整髪剤はムース。しっかりタオルドライしてからテニスボール1個分のムースを出し、髪全体にもみ込んでパーマの動きを再生させます。半乾きの髪にムースをつけることで、水分が内部に閉じ込められてウェットなツヤ感が実現できるのです。 ムースをつけ終わったらドライヤーで乾かします。このとき設定を強風にすると、ウェーブが散ってしまうのでNG。弱風もしくは、写真のようにノズルにディフューザーをつけて風ではなく熱で乾かしましょう。 いかがでしたでしょうか?短め、長めとレングスに分けて浴衣に似合うヘアを紹介しました。夏だからこそ似合う浴衣。それに見合うヘアスタイルで、今だけのシーズンを楽しみましょう!
ヘアスタイル協力/k.e.y
浴衣協力/UNITED ARROWS 原宿本店
03-3479-8180
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-28-1
【関連記事】