実は知らない? アラフォーカジュアルのコーデルール
大人カジュアルは少しずつアップデートしていくのが大事!
アラフォーカジュアルに必須なのは清潔感と抜け感
アラフォー女性を若々しく見せてくれるのは、断然大人カジュアル。ここで意識したい2つのキーワードは「清潔感」と「抜け感」です。これさえ押さえれば、女らしさもメンズライクなテイストも自由に楽しめます。アクティブで颯爽とした大人カジュアルコーデは、何歳になってもイキイキとした女性に見せてくれるので、メリットだらけなんです。逆にNGなのは、ラフでだらしない印象のカジュアル。「清潔感」を意識的に取り入れることで回避できます。
もうひとつNGをあげると、カジュアルでもふわっとしたシルエットやAライン、レースや花柄などの甘めテイストはバランスが難しく、古臭く見えやすいので要注意(参照:アラフォーを老けさす…NGフェミニンファッション)。
歳を重ねると好きな物が決まってくるので、ついマイ定番ルールを決めがちですが、ファッションの旬は毎年変化していきます。特に大人カジュアルはシンプルな分、その今っぽさを意識することが大切。では具体的なアイテムについてご説明していきます。
白Tに代表されるカジュアルなトップスはきちんと感も同時に意識
永遠のカジュアル服、白Tシャツは年相応に上手に着ていきたいアイテム
ボトムスやシューズをきれいめにして、あえてカジュアルなトップスを合わせているようなミックスコーデに仕上げるのが素敵に見せるコツです。足元できちんと感を作るのもポイント。少しだけ前をインしてメリハリを付けたり、若干丈が短めのクロップド丈を選ぶと、程よい大人カジュアルにまとまります(参照:脱・部屋着!オシャレ見えなアラフォー白Tコーデ2018)。
シャツ使いが上手な女性はアラフォーカジュアルを制する
フランス女性にも愛用者の多いシャツは自然な抜け感が作りやすいアイテム
かっちり見せたい時は全部留め、ヘルシーに見せたい時は2つ開けるなど、ボタンの開け具合で着こなしの雰囲気を調整できるのも大きなメリット。今の時期なら薄手のコットンガーゼやリネン素材など、身体に沿う柔らかな素材を選べば、優し気な女性らしさも自然と手に入ります(参照:ユニクロのリネンシャツ、2018年買うべきカラーとサイズはこれ!)。
ただしシャツは例え定番の白シャツでも、全体のシルエットや襟の大きさなど、何年も前のものだと昔っぽく見えることも……。プチプラでもカットのきれいなシャツは多いので、アップデートすることも心がけてみて下さい。
アラフォーになったらトップスよりもボトムスにお金をかけて
歳を重ねて気になってくるのは断然下半身! ヒップや下腹部を自然にカバーしてくれる股上が深めのデザインや、脚のラインを拾わないハリのある生地感など、ボトムスは根気よく試着して、その時々に合ったものに更新していくのが大切です。ベーシックさ、トレンド感、抜け感が絶妙な大人カジュアル 出典:WEAR
またデニムやチノパンの場合、他をTシャツ&スニーカーにリュックなどカジュアルのみで固めたコーデはまるで中年男性のよう……。楽チンですがそれ以外のメリットがなく、オシャレ見えとしてはあまりおすすめできません(参照:アラフォー向け!春・夏デニムの正解コーデルール)。
2018年の旬スカートは断然長め丈!
この夏は長め丈がトレンドなのでスカートが苦手な方もトライしどきです
ウエストインはどうしても苦手……と言う場合はトップス対ボトムスが4対6ぐらいのアイテム同士を合わせると、自然にまとまります。
シューズやバッグなどの小物が安っぽいのは絶対ダメ!
レザー素材で美シルエットならTシャツ&デニムもグレードアップ
今はプチプラでも優秀なアイテムがたくさんあるので、素材などに気を付けて、今っぽいデザインで高見えする靴を楽しむのもひとつの手です(参照:大人がプチプラで買っていい靴VSダメな靴【春夏編】)。
トップスORボトムスがカジュアルならきれいめなシューズを合わせる、もしくはシューズがカジュアルならトップス、ボトムス両方をきれいめにするなど、20代の頃よりもきれいめな要素を多めに取り入れると、アラフォーカジュアルとして程よいバランスにまとまります。
またアラフォー女性のマナーとして、バッグやシューズが汚れていたりくたびれているのは問題外。末端がだらしないと全体的な清潔感を損なってしまうので、定期的なチェックも必須です。
コーデに悩んだ時も、清潔感と抜け感を意識するとすんなりまとまるので、是非実践してみて下さいね! 以上「脱・おばさん!素敵カジュアルの春夏コーデルール」でした。