賢く使い分けたい、春に「買い」のスカート3選
4月は年度替わりの時期なので、人事異動や担当換えが多く、新しい出会いもいっぱい。フェミニン感が高まる今シーズンは「春スカート」を取り入れて、ファッション面でも魅力的に印象づけたいところ。やさしげムードや、たおやかなイメージもまとえる春スカートは女性の特権。表情やシルエットが異なり、賢く使い分けられる「買い」のスカート3選をご紹介しましょう。
ギンガムチェックのサーキュラースカート
1枚の丸い(サーキュラー)布で仕立てるサーキュラースカートは裾がゆるやかに曲線を描くので、やわらかい着映えに仕上がります。布をたっぷり使ったボリューミーなタイプはドレープが利いてフェミニンなムードに。裾下にのぞく脚が細見えするのもうれしいところ。
量感が豊かな分、ウエストにインした場合、砂時計形の「フィット&フレア」シルエットが手に入ります。写真のようにトップスをウエストアウトしている場合、上からベルトでマークしてもOK。格子の細かいギンガムチェックは若々しさとレトロ感が同居。上品でクラシカルな雰囲気が漂うので、大人女性も取り入れやすくなっています。
ラッフル付きラップスカート
「くるむ(wrap)」という意味がある通り、ラップスカートはボディーに巻き付いて、エレガントな輪郭を描き出してくれます。シンプルなカットソーやシャツと組み合わせても、手抜きに見えません。
ドラマティックなラッフルが斜めに流れ落ち、優美なムードを醸し出しました。リボンベルトを使ってウエストマークすれば、めりはりの利いたシルエットに。カーキ系やベージュ系などの落ち着いた色を選べば、甘くなりすぎるのを避けられます。すっきりしたシャツを選び、色数を抑えて、お仕事ルックに生かす選択肢もありそうです。
スリット入りナロースカート
出会いの増える春にまといたいのは、ほっそりイメージや知的なムード……細身のタイトなスカートはそんな雰囲気を兼ね備えています。落ち感のあるナロースカートは、スレンダーなレッグラインを印象づけてくれるから、人気の高いシルエットです。
無地の場合は、ボタンやジップなどでアイキャッチーに仕上げたデザインを選ぶと、退屈に見えにくくなります。スリットを開けたり閉じたりできるタイプは様々なシーンで使い分けられます。ハイウエストやオープントゥ・サンダルと組み合わせれば、さらに伸びやかな脚線をアピールできます。
「買い」の3アイテム、それぞれのメリット
・サーキュラースカートは、「フィット&フレア」の女性らしい体型をキープ・ラップスカートは、「優美でエレガント」な大人のたたずまいに導く
・ナロースカートは、「ほっそりシルエットと知的ムード」を演出
ワイドパンツの流行から、街にパンツルックが増えた今、スカートは女っぽさを示す効果が強まっています。フェミニン回帰のトレンドにもマッチしたアイテムでしょう。
スカートにはそれぞれのシルエットごとに持ち味があるので、特徴をつかんだ上で使い分ければ、いろいろなキャラを演じ分けられます。狙い通りのイメージを押し出したい春にはうってつけです。
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