パンツの着こなしバリエを豊かに
パンツ選びは意外に難しいものです。脚の長さや腰回りのフィット感など、体型に合ったパンツを選びたいところ。デザイン面ではこなれ感やスレンダーさが欲しい。そんな欲張りなニーズを満たすパンツがアメリカブランド「BANANA REPUBLIC(バナナ・リパブリック)」から登場。4つの異なるシルエットごとに、着こなしプランをご紹介していきましょう。
スリムアンクルパンツ
細身で足首丈のスリムアンクルパンツ「Sloan(スローン)」は、縦横に伸びるストレッチ素材ならではのフィット感と動きやすさが魅力です。スキニーでミニマルなシルエットだから、どんなトップスと引き合わせても、「きちんと見え」します。
すっきりした印象を際立たせるには、ジャケットやブルゾンなど、少し量感のある羽織り物を添えて。オフではGジャン、オンではテーラードジャケットといった使い分けで着回しレパートリーを広げられます。
テーパードクロップドパンツ
裾に向かって細くなるテーパードシルエットのクロップドパンツ「Avery(エイヴァリ)」。きれいなレッグラインを描き出すうえ、短めの裾からのぞく足首が華奢感を引き出してくれます。
ほっそりした脚景色を印象づけたいなら、足首に巻く、細めのアンクルストラップ付きの靴を選ぶといいでしょう。エレガントな雰囲気を醸し出してくれます。
ストレートアンクルパンツ
ストレートアンクルパンツの「Ryan(ライアン)」はオフィスルックにもなじむ、癖のないシルエットです。クラシックなトラウザー風の仕立ては、トップスや羽織り物との相性を選びません。ヒップから太ももまでのすっきりとしたラインは背中側からの視線をしっかり受け止めます。
一方、膝から裾にかけては細身で、女性らしい着映えに導きます。主張しすぎないストレートシルエットはトップスや靴で自在にムードを変えやすい。Tシャツの裾を正面だけウエストインする「ゆるイン」はのどかな雰囲気を漂わせます。
セミワイドクロップドパンツ
ワイドパンツは人気が長続きしている分、目新しいシルエットを試したい。「Logan Cropped(ローガン クロップド)」はセミワイドで半端丈という新発想のフォルム。セミワイドはメンズライクな風情を薫らせ、クロップドが若々しさを感じさせます。
ワイドに見えすぎない、程々のゆったり感が楽ちんなはき心地。トップスの袖や裾にふくらみを持たせると、量感が調和してフェミニンなイメージが強まります。
オフィスからディナーまで幅広いシーンで活用できるアイテムを提案
1978年に米国・カリフォルニア州で生まれた「バナナ・リパブリック」はモダンな洗練された、大人のアメリカンスタイルを提案しています。
オフィスでの着こなしやディナーでの装いなど、幅広いシチュエーションにふさわしい、使い勝手に優れたアイテムをそろえ、日本でも多くのファンがいます。2018年春はトレンドとベーシックを程よいさじ加減で兼ね備えたアイテムを集めました。
パンツは身近なアイテムだけに、スタイリングの見せ方を工夫しないと、ありきたりの着映えになりがちです。靴とのコンビネーション、トップス裾の処理、羽織り物との組み合わせなどにバリエーションを出せば、狙い通りの見え具合に仕上がるから、今回の4スタイルをヒントにレパートリーをもっと増やしていきましょう。
【画像協力】
BANANA REPUBLIC
BANANAREPUBLIC.CO.JP
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