夫の不倫相手と電話……気をつけるべきポイントは?

もしも突然、夫の不倫相手から電話がかかってきたら、どう対応すべき?

もしも突然、夫の不倫相手から電話がかかってきたら、どう対応すべき?

もしも突然、夫の不倫相手から電話がかかってきたら、どうしますか? もしくは、夫の不倫に気付き、不倫相手に電話をしたくなってしまったら、どうしますか?

「そんなドラマみたいなこと、あるはずがない」「ウチに限って、そんなことあり得ない」と思っている人は要注意。実際、夫の浮気について夫婦相談に訪れる女性たちも「浮気や不倫の問題は、私たち夫婦とは関係ない世界で起きる出来事だと思っていました」と、ため息まじりに語る人も多いからです。

そこで今回は、実際にあったエピソードをもとに、夫の不倫相手と電話をすることになった場合、ベストな対応・NGな対応と、気をつけるべきポイントを解説していきます。

実録! 夫の不倫相手から突然、電話がかかってきた!
A子さん(30代・会社員・3歳の子どもアリ)のケース

「旦那さんと別れてほしいんです」。ある日Aさんの携帯に、見知らぬ電話番号の女性から、電話がかかってきました。Aさんは突然の出来事に状況がのみ込めず、誰かが仕掛けたサプライズか何かかと思い、思わず「ハハハ、冗談でしょ?」と返しました。

ところが、相手の女性は続けて「〇〇さん(夫の名前)から、『妻のことはもう愛していない。妻も自分のことは、空気のような存在だと言っている。でも、まだ小さい子どもがいるから別れられない』と聞いています。だから、別れてもらえませんか?」と真剣な声で話すのでした。

たしかにAさんは、夫のことを「空気のような存在」だと思っていました。それに子どもが生まれてからは恋愛感情はなく、家族愛のような感覚でいたのも事実。でも、だからといって、いきなり「別れてほしい」と言われても……。

はじめは困惑したものの、不倫相手からの電話に耳を傾けているうちに、ふつふつと怒りがわいてきたAさん。その後1時間ほど、夫の不倫相手と電話越しに大喧嘩をしたそうです。

「夫との関係は、2年前から。当時、上司だった夫に仕事の相談をしているうちに親密になったらしいです。以来、出張と称して外泊しているときは、夫はほぼ毎回彼女の自宅に泊まっていて、『どうしたら妻と別れられるだろうか』と彼女に相談をしていたようなんです」とAさん。

結局、不倫相手からの一方的な電話に怒り心頭、逆上したAさんは「そういうことなら私も言いたいことがあるわ」と、夫婦のプライベートなことにいたるまで、ありとあらゆることを相手の女性にぶちまけたのでした。

その晩、Aさんは、帰宅した夫に不倫相手からの電話のことを涙ながらに告げ、「どうしてなの?」と夫のことを責め立てました。すると、「仕事で疲れて家に帰ってきても、グチと不満ばかり聞かされる身にもなってみてほしい。浮気のことにしたって、そうやってギャンギャン言われたら、ますます気持ちが冷めるというか……。この際、いい機会だから離婚のこと、考えてほしい」との返答が。夫は浮気への弁明や謝罪をするどころか、居直って、離婚の提案をしてきたのでした。

不倫相手からの電話で、絶対にやってはいけないこと

夫の不倫相手から突然、電話がかかってきたら、誰でも動揺するのは当然のこと。Aさんだけではないのです。「夫が浮気をしていた」という事実だけでもショックなことなのに、夫の不倫相手からの電話は、いきなり決闘を申し込まれたようなもの。心の準備もできていない状態で、戦いを挑まれても困惑するのは仕方のないことでしょう。

とはいえ、夫の不倫相手からの突然、電話がかかってきたときに「これだけはやってはいけない行動」があるのも事実。言い換えると「その後、自分の立場が不利なものになってしまう行動」があるのです。そのNG行為は、「夫の不倫相手からの挑発に乗って、応戦してしまうこと」です。

夫の不倫相手は妻を動揺させたくて電話をかけてきているようなもの。それにまんまと乗ってしまうのは、相手の思うツボだからです。

不倫相手からの電話で、まずとるべき対応

もしも、賢く戦って勝つことを目指すなら、その場では何も言わないこと。とりあえず相手の言い分だけを聞いておき、こちらの手の内は決して明かさないことが大切です。相手の出方や目的を見極めたのち、どういう戦い方をすれば有利になるのかをじっくり考え、練りに練った戦略で相手と勝負するのがベストな方法でしょう。

とくに気をつけたいのは、「今の今まで不倫相手の存在を知らなかった」というスタンスを守ることです。その後、万が一、離婚問題に発展したときに「愛人の存在を知っていたうえで浮気を容認していた」という立場と「愛人の存在はまったく知らなかった」という立場では、後者のほうが有利になることが多いからです。

「あなたのことは聞いていません」「とりあえず、あなたの連絡先を教えてください」などと返すのにとどめておき、電話を切った後、信頼のおける知人やプロなどの力を借りて、冷静に対策を考えるのが得策と言えるでしょう。

くれぐれも、前述のAさんのように逆上してペラペラとこちらの事情を話したり、その勢いで夫を問い詰めたりするのは禁物。自分が有利になるようにコトを進めるなら、あくまでも「沈黙は金」なのです。

自分から不倫相手に電話をかけるのもNG!

夫の不倫相手には電話をしない、が鉄則!

夫の不倫相手には電話をしない、が鉄則!

もしも夫がひた隠しにしているにもかかわらず、夫の不倫相手がいると知ってしまったとき。想像以上の衝撃を受ける場合もあります。

「夫が心を奪われた相手は、どんな女性だろう?」「どんなことを夫と話し、どんなふうに愛し合っているのだろう?」と想像すると、胸が苦しくなることもあるでしょう。相手の女性と話し合いたい気持ちになることがあるかもしれません。

だからと言って、感情にまかせて衝動的に妻のほうから夫の不倫相手の女性に電話をかけるのはNGな行為です。「夫と別れさせるために」と思ったうえで電話をかけるのは、なおさら逆効果。相手をヘタに刺激をするだけで、妻のプラスにはなりません。

むしろ、相手は「奥さん対策」を考えてくるようになるでしょう。「あの奥さんがいるから、別れられないんだ。あの奥さんさえいなければ……」と妻への敵対心も芽生えるきっかけにもなります。

夫の不倫相手のことを知りたい気持ちを抑えることは難しいかもしれません。しかし、相手の女性に電話をかけることは自分が不利になる行為なので、控えたほうがいいでしょう。

離婚を有利に進めたいときの「究極のテクニック」とは?

今までは「夫の気持ちを取り戻したい」「夫とやり直したい」という気持ちがある前提でお話ししてきましたが、もしも反対に「これをきっかけに夫と別れたい」と思うなら、離婚の話し合いを有利に進めるうえでサポートとなりうる「奥の手」があります。それは、「入念に準備をしたうえで、夫の不倫相手に電話をかけ、その内容を録音しておく」というものです。

この電話の目的は、相手の女性を説得するためではなく、第三者に聞かせるため。つまり、電話の内容を誰に聞かせても「妻の言い分が正しい」ということを認めてもらうために電話をかける、というものです。

ただし、これは相手の女性が何を言い出してきても、こちらには一点の落ち度もないように冷静かつ的確に対応しなければなりません。そのためには、プロの力を借りて事前に内容を吟味しておく必要があるでしょう。

いずれにしても、「突然の電話」は用心するに越したことはありません。困ったり迷ったりしたときは、その場でひとりで解決しようとせず、「戦略的な先送り」をすることがおすすめです。

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