島田佳奈の恋愛コラム

友達から告白。迷った時の対処法から友情を保つ断り方

ずっと友達として仲良くしていた人から急に告白された場合、どう対応するのがベストでしょうか。イエス・ノーいずれの場合も、関係をいい方向へ変化させる方法を指南します。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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友達からいきなりの告白。うれしい? それとも……

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告白された翌日、これまでただの男友達だと思っていたのに、急に意識するように。うれしいような、恥ずかしいような……。

幼なじみ、学生時代からの友達、会社の同僚、飲み友達、趣味仲間。特に異性として意識していなかった仲良しの友人から、ある日急に「ずっと好きだった、つきあってほしい」と告白されたら……あなたはどうしますか?

あなたも内心ひそかに「いいな」と思っていたならば相思相愛、ハッピーな交際のスタートとなるところ。気心が知れていることで、なかなか恋人っぽい空気になれない、キスやスキンシップが恥ずかしい、周囲にどう思われるか心配などの悩みもあるかもしれませんが大丈夫。時間が解決してくれます。

しかし、それまで友達として仲良くしていたために、ふたりの距離を変化させることを躊躇してしまう人もいます。両思いとなり恋人に進展してみたら、関係がギクシャクしてしまうかもしれないからです。

確かに最初から恋愛対象として見ていた相手とつきあい始めるならば、自然な流れで接近していけるのですが、なまじ「友達」としていい関係が成立していた時間が仇となってしまうことも。

あなたの返事がイエス・ノーいずれの場合も、関係をいい方向へ変化させる方法を指南します。


返事を迷っている場合、「お試し期間」を

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気心が知れていることで、なかなか恋人っぽい空気になれなくても大丈夫。時間が解決してくれます。


友達からの告白で一番悩むのは、断ったら気まずくなることを恐れ、まだ「友達として好き」レベルの感情のまま交際をOKしてしまうこと。恋人になってから「やっぱり違った」と感じたら、関係はギクシャクする一方。そのまま自分の気持ちに嘘をついてつきあうのも辛いし、別れたらもう友達には戻れなくなるかもしれません。

もし告白後の返事を迷ったりためらったりしているなら、「お試し期間」を設けることを提案します。

本来、人間として良い関係を築けていた相手なのですから、友達からの進展はつきあったらベストカップルになる可能性を秘めています。「今まで異性として見ていなかったから」「このまま友達のほうがいいのでは」という理由で断ってしまうのはもったいないこと。

一人で迷うよりも、前向きに「お試し」したい旨を伝えてみましょう。その際、「まだ実感が沸かないから、確実につきあえるとは限らない段階」であることは、事前に告げておきましょう。

まずはデートを重ねながら、今後ふたりが恋人になったら何をしたいか、どういうつきあいをしたいかなど、たくさん会話をしてみてください。同時に、自分が相手を恋愛対象として受け入れられるかも見極めて。これは、現状が友達だからこそできるステップです。

急に恋人へとステップアップさせるのではなく、お互いの照れをなくしたり、ドキドキする場面をデートに盛り込み、「友達以上恋人未満」の状態を味わうことで、自身の気持ちを見つめ直しましょう。

ただし、お試し期間は、最長でも3カ月までと決めること。あまり長引かせると友達に戻るのも難しくなるし、告白した友人もあまり長く待たされると不安になり弄ばれている気分になってしまいます。

恋人気分を楽しみながらも、「お試し期間」だからこそ冷静に観察することも忘れずに。いくらよく知っている友達であっても、恋人になったらこれまで知らなかった一面が出てくるかもしれません。「やっぱり恋人としては違う」と思ったら、友達に戻ろうと伝えましょう。

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