イラスト:陽菜ひよ子
元彼から連絡がきたら、会う?会わない?
恋の数だけ別れはあるもの。元彼の中には二度と会いたくない人もいれば、時折「今頃、どうしているのかなぁ」と思い出す、忘れられない人もいます。もしも、その忘れられない元彼から不意に連絡がきたら……あなたはどうしますか?
痛アラフォーは、むやみに意識しすぎて気まずい雰囲気に
「なんで今さら!?」と動揺する気持ちはわかりますが、相手の意図を確かめないうちにあれこれ妄想したり、復縁を意識しちゃうのは時期尚早。思わず元彼の名前をSNSで検索し、現在の様子を盗み見たり、まだ会わないうちから「彼女いるの?」「まだ独身?」などとツッコんだ質問をしてしまったら、逆に連絡した元彼のほうが身構えてしまうかも。
「もしかしたらセールスのカモにされたりして……」などと警戒してしまうのも、自意識過剰な人にありがちなこと。
交際当時も信用できなかった相手ならば会う必要はないですが、最初から疑うよりも、まずはフラットな気持ちで用件を聞いてみて。
イケアラフォーは「これもご縁」と前向きに検討
二度と会いたくない相手ならともかく、甘酸っぱい過去へと昇華した相手ならば、素直に申し出を受けてみるのがイケアラフォー。それは相手に流されない自立心を持った、大人だからこそできること。
「昔よりいい女になった」と思わせたい。そんなたくらみも、大人の余裕があってこそ。
復縁を考えない相手でも、再会のときは少しオシャレして臨んでみて。
男女の垣根を超えた人間関係を築けるのは、大人のアラフォーならでは。
相手も大人、しかも人柄をよく知っている男性です。再会のお誘いにどんな意図があるかは、会話するうちに見抜けるのではないでしょうか。
もちろん会うかどうかは、あなたが決めればいいこと。
気が乗らなければやんわり断ればいいし、口説かれそうな場面を避けたければ、休日のランチタイムを指定すればいいのです。
元彼は、これまでの人生において、一度は深く縁のあった人です。
恋愛関係としての未来はなくても、互いをよく知る友人、もしくは仕事で関わるなど、新たな関係を築けるかもしれないならば、前向きに検討してみましょう。
■イラスト/陽菜ひよ子
イラストレーター・漫画家。名古屋在住。パレット・クラブスクール卒。
主に女性や子供向けに、書籍・雑誌・広告・テレビなどを中心に幅広く活躍。
初書籍『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所刊)絶賛発売中!
公式サイト http://www.hiyoko.tv/
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