「リビングにはソファーがないと完成しない」、
そんな固定概念を取り除くと、広々としたリビングに

「食事をするのはダイニングセットで、くつろぐのはリビングのソファーで」という固定概念、捨ててみませんか

「食事をするのはダイニングセットで、くつろぐのはリビングのソファーで」という固定概念、捨ててみませんか

「食事をするのはダイニングセットで、くつろぐのはリビングのソファーで」と、思い込んでいませんか? 食事もできて、リビングのようにくつろげるダイニングコーナーを作ることは可能です。そんなリビング作りのコツを3点、ご紹介します。

1:一本脚のラウンド型ダイニングを空間の主役に

カンディハウスのダイニングテーブル

肘つき椅子をゆったりと合わせたスタイリングも(カンディハウス東京ショップにて)

一本脚のラウンド型テーブルは、どこにでも椅子を置けるため、設置場所に融通が利きます。空間の真ん中に設置しても美しく、写真のようにゆったりとした椅子を合わせれば、リビングのくつろぎを演出できます。また、たくさんの人が集まるときでも、立食スタイルにして、自然にテーブルを囲むことができます。

大きさの選び方としての目安は、1人につき幅は600mm、奥行きは350~400mm。不自由なく食事ができる、最低限の大きさです。単純計算して、4人がけなら直径900mm~。5人がけなら直径1050mm~。6人がけは直径1200mm~を目安に考えましょう。

以下、おすすめの一本脚テーブルをご紹介します。

■素材感が美しく、静かに空間に馴染む「RBテーブル」

カンディーハウスRBテーブル

価格:43万0920円(税込)/サイズ:直径1200 H710(mm) *H=高さ/材質:ウォルナット *写真は直径1500mm

カンディーハウスRBテーブル

直径1800mmのタイプには、オプションで直径900mmの回転テーブルも

カンディハウスの「RBテーブル」は、静かな佇まいながら豊かな印象を受けるダイニングテーブル。何気ないのに美しい秘密は、テーブルの端の形状や、仕上げの素材感の追求の賜物です。写真はウォールナット材のもので、他にタモ材、ナラ材の展開も。

ご家庭でお使いいただくには直径1200mmのタイプ、小規模なお教室等をお考えの方には直径1500mmもおすすめです。

■シックな佇まいと、サボテン型の脚。ギャップが魅力の「ASTERIAS

モルテーニ「ウルキオラテーブル」

価格:129万4920円(税込)/サイズ:直径1600 H740(mm)/材質:グラファイトオーク。*テーブル中心にある回転板の有無が選べる。写真は、レイジースーザン(テーブルの上の回転板)付き仕様で154万4400円(税込)
 

ウルキオラのテーブル

遊び心のある形状が、空間を上質でリラックスした雰囲気にしてくれる*回転板なし仕様


Molteni&C(モルテーニ)の「Asterias(アステリアス)」は、メキシコの山岳地域で生育するサボテンの名前で、脚部がまさにサボテンを連想させます。

伸びやかなサイズの丸テーブルの天板は、4つのパーツでなりたっており、幾何学模様を彷彿とさせる木目と、豊かな丸みのある角が美しいですね。直径1600mm、1800mmの2種、木質3種(ユーカリ、グレイオーク、グラファイトオーク)、グロッシーラッカー18種から選べます。

ラフなコンクリートに大理石。主役級の存在感が魅力のNEXT232

 

ジェルバゾーニダイニングテーブル

価格:62万3160円(税込)/サイズ:直径1400 H740(mm)/材質:ホワイト大理石 コンクリート

ジェルバゾーニのダイニングテーブル

テーブル脚の形状によっては、膝が入るスペースを考慮する必要も

ジェルバゾーニの「NEXT232」は、重量感のあるコンクリートのラフな素材感が魅力の主役級ダイニングテーブル。ファッション業界にも愛用者の多いことで知られる、イタリアのメーカーらしい存在感で、日常をドラマチックに演出してくれます。


■黒の大理石で個性的にお馴染みの名作家具「サーリネンコレクション ラウンドテーブル」

 

サーリネンチューリップテーブル

価格:69万7680円(税込)/サイズ:直径1070 H720 (mm)/材質:大理石(ネロマルキーナ)

インターオフィスで取り扱いのある「サーリネンコレクション ラウンドテーブル」、別名「サーリネンのチューリップテーブル」。定番の白いメラミンのものは、さまざまなメーカーからジェネリック品が出ています。あえて黒の大理石を選ぶことで、形状の美しさで空間を引き締めます。白いお皿も映え、誰でも美しい食卓を演出できます。

サイズは、直径が910mm、1070mm、1200mm、1370mm、 1520mmの5タイプ。天板の素材は、ラッカー仕上げ以外に大理石も数種あり、インテリアに合わせて選ぶ楽しさがあります。
 

彫刻のような存在感が空間を引き締めるイサム・ノグチ ダイニングテーブル

いさむのぐちテーブル

価格:43万6320円(税込)/サイズ:直径900 H725(mm)/材質:天板・ラミネートホワイト, 支柱・スチールワイヤー, ベース・アイアン

イサム・ノグチのテーブル

直径1200mmのものは、900mmのものより伸びやかなイメージ

インターオフィスで取り扱いのある「イサム・ノグチ ダイニングテーブル」。自転車のスポークのようなアイアン脚がほどよい緊張感を、床設置面のふっくらとした形状や秀逸なカラーリングが柔らかな雰囲気をかもしだします。シンプルながらも存在感のあるテーブルです。
 

2:低めのダイニングテーブルで「くつろぎ感」と「広さ」を演出

天童木工「rall.」シリーズイメージ画像

フレキシブルな心地よい暮らし「FLEX & RELAX」がコンセプトの「Rall.」シリーズ。天板下に収まるローバックチェアのサイズ感が秀逸

市販のダイニングテーブルの高さは、だいたいH720~740mm 。それに合わせて椅子は、座る高さ=SH(シートハイ)440~470mmのものが多く出回っています。床から天井までが2400mm前後で、2LDKや3LDKと不動産用語で区切られたつくりをした日本の住宅事情では、標準サイズの家具を置くと狭く感じることが多々あります。

ではどのように、「くつろぎ感」と「広さ」を演出したらいいでしょう? 実は、低めの家具を用いることで、視線の位置がさがり、空間に広がりを感じられるようになります。また、落ち着いた雰囲気も生まれます。無理なく両足が床につくことで、安定した姿勢を保てるという嬉しい効果もあります。

低めの軽い家具で自由に暮らす提案「Rall.(ラル)」シリーズ

 

天童木工

価格:14万7960円(税込)/サイズ:W1600 D850 H665(mm)/材質:甲板 ・ナラ柾目, 脚 : ホワイトビーチ



 

天童ローバック

価格:5万6160円(税込)/サイズ:W484 D473 H606 SH407(mm)/材質:フレーム ・ ホワイトビーチ, 背 : ナラ柾目


 
天童そふぁーダイニング

価格:11万0160円(税込)/サイズ:W1325 D517 H726 SH409(mm)/材質:フレーム ・ ホワイトビーチ, 背 : ナラ柾目

天童木工「Rall.(ラル)」シリーズは、空間にゆとりをつくるコンパクトなアイテムで構成されたダイニングセット。「成形合板」という、蒸気で圧着しながら薄い板を曲げている技術で作っているため、軽いのも特徴です。

ローバックチェアは、普段使わないときは机の下にしまっておき、テーブルを壁につけて広く暮らす。来客があった際には、テーブルごと移動して、椅子を出す。こんなふうに、軽く小ぶりな家具で自由に暮らしてほしいというコンセプトで作られています。

■畳にも合うテーブルと椅子の提案「TLテーブル」と「WIND LUX LD中座椅子」

カンディーハウス

シンプルながら、木目と細部の仕上げが美しいT字脚のサイズオーダーテーブル

カンディハウスの「TLテーブル」は、天板も脚もサイズをセミオーダーできるダイニングテーブル。天板の大きさは、1300×700mmを最小サイズとし、2100×1000mmまで、50mm単位でサイズオーダーすることが可能。脚は4種類の高さがあります。なかでもH650mmに仕上がるLD取り付け脚や、H600mmに仕上がるLLD取り付け脚ですと、和室にも違和感なく置くことができます。
 

カンディーハウス畳の上の椅子

価格:9万6660円(税込)/サイズ:W620 D540 H660 SH350/材質:ウォルナット

TLテーブルと合わせて、低く暮らせるのが「WING LUX LD 中座椅子」。ふくよかなシルエットでありながらエッジがシャープで、陰影のある表情が美しい背が特徴です。畳を傷めない脚の形状の豊かさが上質感を際立たせています。たっぷりと広い座面は、交換が容易なカバーリング式なのもポイント。畳でもモダンに暮らすことが可能になるのは嬉しいですよね。
 

3:手持ちのダイニングセットの配置換えをする

家族みんなでお手伝い

家族の自然なお手伝いを促すためには、カウンターから人が一人通れる幅=60cm程離しましょう

家具を買い換える余裕がない場合でも、すぐにできることから試してみましょう。

マンションの間取り図でよく目にする「キッチンカウンターにダイニングテーブルをつける」配置は、実は「くつろぎ感」を損なう配置です。

どういうことかというと、まず着席中の人、とくにキッチンから遠い位置に座っている人がキッチンに行きにくいため、動かなくなります。着席中の人が動かない、手伝いをしないようになると、誰か一人がずっとキッチンに立ちっぱなしということに。一人だけが忙しくしていては、「くつろぎ」とは遠い状況です。

スペースに余裕があれば、写真のように、カウンターから60cmほど離してみましょう。難しい場合は、向きを90度変えるのも試してみてください。すると、奥の席の人もキッチンまで近くなり、ぐんと動きやすくなります。

家事が早く終われば、みんなでゆっくりくつろぐ時間を作り出すことができます。ちょっとした家具の配置ひとつで毎日の風景が変わることもあるのです。

思い込みを捨て、広々と空いたスペースは、PCコーナーやファミリーライブラリーを作って家族の学びを促進したり、ヨガマットやバランスボールで運動したりと、自由に使うことができます。同じ床面積でも広々と自分らしく暮らしたいですよね。




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