“たかがラベル、されどラベル”という意識が大事
最小限の掃除でいつもキレイな部屋を保つには、モノの居場所を作ってあげることが大事です。そこで必要になってくるのがラベルシールの存在。自宅に表札があるように、収納場所にも表札をつけてあげることで、モノが帰るべき場所がはっきりします。もちろん自分だけではなく家族みんなが戻す場所を認識できるようになるので、片付けに費やす時間が大幅に短縮されます。そこで今回は、簡単にできる自作のラベルシールから、100均の最新アイテムまで、さまざまなラベルシールをご紹介します。
進化が止まらない! 最新の100均ラベルシール5選
100円ショップにも便利なラベルシールは沢山売られています。その中から特にオススメの100均ラベルシールを5つ紹介します。■1.デザイン豊富なフレイクシール
フレイクシールとは、シールが1個ずつ形に沿って切られているもので、そのまま剥がして貼ることができるシールのことです。手帳や手紙に貼るのが一般的ですが、書き込み式のものをラベルシールとして使うことができます。
■2. 転写シールでさりげなく主張
転写したい文字をスティックでこするだけで、誰でも簡単にラベリングできるのが転写シートです。わかりにくいスイッチの場所を示したり、間違えやすい調味料の瓶や歯ブラシに転写してもいいですね。強めにこすれば簡単に消すことができる手軽さも魅力です。
■3.エンボスシールで存在感を出して
立体感のあるエンボスシールをラベルにすれば、華やかで上品なイメージのラベルシールになります。これはシールなので、台紙からはがして貼るだけでOK。ゴールドの文字なら、さらに大人ゴージャスな雰囲気になります。
■4.マスキングテープでナチュラルな雰囲気に
書き込みができる半透明のマスキングテープは、ナチュラルな雰囲気を出すことができます。切り取ったマスキングテープを貼ったら、ペンで好きな文字を書き込むだけ。収納の中身を細かく書きたい時にも便利です。
■5.タグも活用してメリハリを出して
シールではありませんが、タグもラベルと同じ目的で使うことができます。引き出すタイプの収納や持ち手がある収納には、タグを使って空間にメリハリを出しましょう。手書きの文字、絵、ハンコを使った文字など、自分の好きな雰囲気でアレンジしてください。
自分で作れば愛着もひとしお!簡単にできる自作ラベルシール
市販のものよりは多少手間がかかりますが、自分らしさを出したい人には自作のラベルシールがオススメです。ダイモというアナログな機械で作るラベルシールと、パソコンで作る自作シールを紹介します。レトロ感が逆に新鮮。ダイモで作るラベルシール
ダイモ(DYMO)とは、手動で文字を打つラベルライターのこと。テプラと違うところは、文字が白く浮かび上がるところ。ダイモ特有のレトロな雰囲気がオシャレだと、再び人気が高まっています。文字盤から文字を選び、テープをカットするだけ
仕組みは簡単。文字盤から好きな文字を選び、ボタンを押して打ち込みます。ダイモ本体でカットまでしてくれるので、あとは貼るだけです。文字はアルファベット、ひらがな、カタカナ、数字などがあるので、子どもの荷物に使う人も多いようです。
無料テンプレートも種類豊富! パソコンで作るラベルシール
次はパソコンで作るラベルシール術。自分でデザインしなくても、検索をすれば無料でダウンロードできるテンプレートがあります。プリントする用紙は、家電量販店に行けばたくさんの種類が見つかります(透明なフィルム、半透明、光沢、マット、乳白色、水に強いタイプなど)。無料のシール素材集一例
テンプレートを決めたら、仕様を設定して印刷するだけ。あとはハサミで切り取れば、さまざまな場所に貼ることができます。
無理なく作り直せるラベルシールを選んで
収納は状況に応じて最適な場所に変化するべきです。だから収納場所を変えたらすぐにラベルシールを変えられるように、市販のラベルシールは余分に買っておきましょう。自作のラベルシールであれば、テンプレートを忘れずに保存してください。収納上手の人から、片付けが好きになったきっかけがラベルシールだったという話を聞きました。“たかがラベル、されどラベル”。見るだけで気持ちが良くなるラベルを選んで、収納上手になりたいですね。