通話音質を向上させた「VoLTE(HD+)」に対応

大々的な発表会を実施して新機種をアピールした他社と異なり、ソフトバンクは2017年も夏商戦に向けた新機種発表会を実施しませんでした。そうしたことから夏モデルの存在がやや薄いように感じますが、今年もソフトバンクはAndroidスマートフォンをしっかり投入しています。

モデル数は5機種と、他社と比べやや少ないのですが、XperiaやAQUOSなどの人気シリーズを押さえているのに加え、2機種がソフトバンクのオリジナルモデルであったり、久しぶりにHTC製のスマートフォンを用意していたりするなど、特徴があり選びやすいラインアップといえるでしょう。

そしてもう1つ、今回の夏モデルの特長となっているのが「VoLTE(HD+)」への対応です。これはLTEを用いて音声通話が高音質になる「VoLTE」を、一層強化したもの。音声コーデック、要するに音声のデータを圧縮して送受信する仕組みに新しい方式を採用することで、より広い周波数帯をカバーできるようになったことから、高い音域の音が聞こえやすくなり、従来より音質が高まっているのです。
ソフトバンク2017夏

VoLTEの通話品質が向上する「VoLTE(HD+)。対象となる通話の場合、通話中に「HD+」のマークが表示される

特に音声通話をよく利用する人にとって、VoLTE(HD+)への対応は大きな魅力になることでしょう。CPUやカメラだけでなく、通話品質の良さを重視して端末を選ぶのもよいのではないでしょうか。


ソフトバンクの夏モデル5機種

では、ソフトバンクの夏モデル5機種を紹介しましょう。

■AQUOS R
シャープ製の最新ハイエンドスマートフォンで、VoLTE(HD+)対応機種の1つです。ハイスピードIGZO液晶ディスプレイの搭載によって、美しいだけでなく滑らかな操作感を実現するのに加え、2260万画素のメインカメラ、1630万画素のサブカメラ共に超広角レンズを採用し、風景の撮影から自撮り写真の撮影まで、より広範囲を美しく撮影できるなど、カメラも大幅に進化しています。
ソフトバンク2017夏

シャープ製のフラッグシップモデル「AQUOS R」。ソフトバンク版は「ロボクル」も標準で同梱される

またソフトバンク版のAQUOS Rには、専用の充電スタンド「ロボクル」が標準で同梱されています。ロボクルにAQUOS Rをセットすると、AQUOS Rが自分の方を向いてくれるなど、音声エージェント「エモパー」をあたかもロボットのように利用できるようになります。


■Xperia XZs
Xperia XZの機能強化モデルで、こちらもVoLTE(HD+)対応機種の1つになります。最大の特長は大幅に強化されたカメラ機能で、メモリ積層型イメージセンサーの搭載により、業務用カメラ並みのスーパースローモーション撮影や、動く被写体をベストなタイミングで撮影しやすくなる先読み撮影などができるようになりました。
ソフトバンク2017夏

カメラ機能が強化された「Xperia XZs」。ソフトバンク版はキャリアロゴが入らないのもポイントだ

もちろんバッテリーにかかる負荷を抑えながら充電する「いたわり充電」など、Xperia XZで人気の機能は継続して搭載されており、メタル素材を活用したループ形状のデザインもそのまま継承。カラーも4色揃っており、自分好みの色を選びやすくいのもポイントです。


■HTC U11

HTC製の最新フラッグシップモデルですが、実はソフトバンクからHTC製スマートフォンが投入されるのは2010年以来という、久しぶりのモデルとなります。クアルコムの最新チップセット「Snapdragon 835」を搭載し、F値1.7の明るいレンズを搭載したカメラを採用するなど高い性能を誇るのはもちろんですが、最大の特長は、本体を握ってさまざまな操作ができる「エッジ・センス」。特に自撮りをする時には、指を動かす必要なく本体を握るだけでシャッターを切ることができ、便利です。
ソフトバンク2017夏

ソフトバンクからは久しぶりの登場となるHTC製スマートフォン「HTC U11」

周辺機器も充実しており、USB端子に接続するハイレゾ対応ノイズキャンセリングイヤホンが標準で付属。さらに別売りのVR端末「LINK」を用いれば、本格的なVR体験ができるのも、HTCならではのポイントといえるでしょう。VoLTE(HD+)にも対応しています。


■AQUOS ea

5インチディスプレイを搭載した、シャープ製のスタンダードモデル。派手な機能はありませんが、省電力性に優れたIGZO液晶を搭載していたり、「エモパー」を搭載していたりするなど、シャープならではの特長をしっかり押さえたスマートフォンとなっています。
ソフトバンク2017夏

「AQUOS ea」はスタンダードモデルながらもシャープならではの特長をしっかり生かしたモデルに仕上がっている

カメラはメインカメラが1310万画素で、サブカメラは500万画素ながら広角のレンズを採用していることから自撮りには便利です。防水・防塵への対応だけでなく、生活リズムに合わせて目に優しい明るさに調整する「リラックスオート」を備えるなど、安心かつ快適に使える環境を整えているのもポイントといえるでしょう。


■DIGNO G
携帯電話からの乗り換えを重視し、安心して使えることに力を入れた京セラ製のスマートフォン。それゆえ携帯電話に近いホーム画面を実現する「かんたんビギナーホーム」や、従来の携帯電話に近い文字入力ができる「ケータイ入力」を搭載するなど、スマートフォンに乗り換えた時の不安や違和感を減らす仕組みが揃えられています。
ソフトバンク2017夏

携帯電話からの乗り換えを重視した「DIGNO G」。耐衝撃性能を備えるなど頑丈な点もポイントだ

耐衝撃性能を備えていることから落としても安心ですし、もちろん防水・防塵にも対応。手袋を付けていても操作できるタッチパネルを搭載していることから、アウトドアや、ガーデニングをしている時にも利用しやすく、しかも後から水で洗える安心感もあります。歩数計が付いているのも、さりげないながら大きなポイントといえるのではないでしょうか。


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新しいスマホに出会う夏。2017 Summer Collection | 特集 - ソフトバンク
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