抹茶の産地・京都の宇治で食べたい!おすすめ宇治抹茶スイーツ
京都の抹茶スイーツ人気はとどまるところを知らず、外国人観光客をも虜にしていますが、せっかくなら抹茶の産地・宇治で、宇治抹茶を使うスイーツを味わってみませんか?【INDEX】
宇治で創業160余年。抹茶そのものが感じられるスイーツ
「中村藤吉本店 宇治本店」
まず始めにご紹介するのが、私が数年来、京都を訪れるたびに立ち寄っているほどのお気に入り「中村藤吉本店」です。安政元年(1854)に現本店の場所で創業。カフェのオープンは平成13年(2001)で、京都駅にも店舗があるのですが、せっかくなら創業地でゆったりと味わいたいもの。今回久々に訪れてみましたが、夏休みだったせいか約1時間待ちでした。予約不可なので繁忙期は待つのを覚悟で向かいましょう。
間口の広い建物の暖簾をくぐると、右手にショップ、奥の庭園の奥にカフェがあります。現在の建物は、明治・大正時代の製茶工場を柱や梁をそのまま生かし、現代風に改装したため趣が感じられます。これが宇治本店を訪れる醍醐味のひとつでもあります。
待ち時間にはショップでお土産探しがおすすめ。煎茶、玉露、ほうじ茶といった各種茶葉から、抹茶を使った焼菓子、チョコレート、ゼリイ、アイスクリーム、羊羹など、和洋さまざまな抹茶スイーツが所狭しと並んでいます。季節のお茶の試飲も楽しめるので、待ち時間も気になりませんでした。
いよいよ順番が呼ばれて店内へ。テラス席も気持ち良さそうです。ここはかき氷も美味しいので迷ったのですが、王道の生茶ゼリイ【抹茶】をオーダー。宇治本店の生茶ゼリイは竹をくり抜いた器で提供されるのですが、これが涼しげでなかなか良いのです。
深さのある器の中にはたっぷりの抹茶ゼリーが隠れています。程よい弾力で甘さ控えめ、のど越しがいいのでさっぱりといただけます。その上にモチモチの白玉と抹茶アイスクリーム、粒あんが盛られ、それぞれを組み合わせて食べ進めると後味サッパリ。バランスの良さに脱帽です。ほうじ茶アイスの乗った、生茶ゼリイ【ほうじ茶】もあり、ほろ苦風味で大人の味。私は甲乙付け難く、どちらも大好きです。
「中村藤吉本店 宇治本店」
・住所:京都府宇治市宇治壱番十番地
・TEL:0774-22-7800
・営業時間:カフェ10:00~19:00(受付終了17:00)※売店は~19:00
・定休日:不定休
・交通:JR奈良線宇治駅から徒歩1分、または京阪宇治線宇治駅から徒歩10分
バラエティに富んだ抹茶パフェが勢揃い!
江戸後期にお茶屋として宇治に創業。近年、本店に併設して茶房がオープンし、抹茶を使ったスイーツやそばが人気を博しているのがこちら。京阪宇治駅と三室戸駅のほぼ中間、県道7号沿いにあり、大きな店名看板と宇治茶と描かれた白い暖簾が目印です。
暖簾をくぐると右手が茶房、左手がショップとなり、広々としていてゆったりと過ごせます。メニュー表を開くと、スイーツ、食事ともに抹茶を使ったバラエティに富んだメニューが揃い、どれにしようか迷うほど。昼時だったので、宇治抹茶そばも魅力的だったのですが、初志貫徹で定番人気の宇治抹茶パフェに決定。
細長いグラスに抹茶ゼリー、抹茶アイス、バニラアイス、白玉、ホイップ、寒天、大粒の丹波大納言小豆がバランス良く盛られています。一見ボリュームに圧倒されますが、食べ進めると意外にサッパリ。何より抹茶の香りと風味、苦みが生かされた抹茶ゼリーが、いいアクセントに。添えられた抹茶粉をかけると甘さが抑えられるので、飽きずに食べられました。
この店は抹茶パフェのバリエーションが豊富なのが特徴で、グレードアップさせた「よくばり抹茶パフェ」や、「抹茶パフェとわらびもち」、季節替わりの抹茶パフェもあったりで、抹茶パフェ好きにはたまりません。 食べ終えたら、隣のショップでお土産探しを。宇治茶はもちろん、ロールケーキやプリン、生チョコレート、焼き菓子や大福など、和洋スイーツがズラリ! 私はパッケージのかわいさに魅かれ、新商品の宇治抹茶ガトーショコラ「宇治のこみち」を購入しました。抹茶チョコケーキに抹茶チョコソースを重ねた生地は、濃厚でねっとりとした生地で、サイズの割に食べ応えがあります。コーヒーのお供にも合いそうです。
「伊藤久右衛門 宇治本店 茶房」
・住所:京都府宇治市莵道荒槇19-3
・TEL:0774-23-3955
・営業時間:10:00~18:30(茶房ラストオーダー18:00)
・定休日:無休(元日を除く)
・交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩5分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩12分
宇治川のほとりでお茶体験からお茶料理までを楽しむ
宇治川を挟んで平等院の向かい側にある、寛政2年(1790)山城国上狛で創業した福寿園による「福寿園 宇治茶工房」。
こちらでは、宇治茶文化が伝わる地で宇治茶の製法から楽しみ方まで紹介していて、1階は売店と資料館、2階の工房では、手もみや陶板での宇治茶作りや石臼での抹茶作り、茶道が体験できます(いずれも有料で事前予約が必要)。
2階の「福寿茶寮」では、抹茶あんみつ、抹茶アイスパフェといった甘味から、茶そば、茶漬け御膳といったお茶の料理など、宇治茶を使った多彩なメニューが楽しめます。
「中村藤吉本店 宇治本店」
・住所:京都府宇治市宇治壱番十番地
・TEL:0774-22-7800
・営業時間:カフェ10:00~19:00(受付終了17:00)※売店は~19:00
・定休日:不定休
・交通:JR奈良線宇治駅から徒歩1分、または京阪宇治線宇治駅から徒歩10分
バラエティに富んだ抹茶パフェが勢揃い!
「伊藤久右衛門 宇治本店 茶房」
江戸後期にお茶屋として宇治に創業。近年、本店に併設して茶房がオープンし、抹茶を使ったスイーツやそばが人気を博しているのがこちら。京阪宇治駅と三室戸駅のほぼ中間、県道7号沿いにあり、大きな店名看板と宇治茶と描かれた白い暖簾が目印です。
暖簾をくぐると右手が茶房、左手がショップとなり、広々としていてゆったりと過ごせます。メニュー表を開くと、スイーツ、食事ともに抹茶を使ったバラエティに富んだメニューが揃い、どれにしようか迷うほど。昼時だったので、宇治抹茶そばも魅力的だったのですが、初志貫徹で定番人気の宇治抹茶パフェに決定。
細長いグラスに抹茶ゼリー、抹茶アイス、バニラアイス、白玉、ホイップ、寒天、大粒の丹波大納言小豆がバランス良く盛られています。一見ボリュームに圧倒されますが、食べ進めると意外にサッパリ。何より抹茶の香りと風味、苦みが生かされた抹茶ゼリーが、いいアクセントに。添えられた抹茶粉をかけると甘さが抑えられるので、飽きずに食べられました。この店は抹茶パフェのバリエーションが豊富なのが特徴で、グレードアップさせた「よくばり抹茶パフェ」や、「抹茶パフェとわらびもち」、季節替わりの抹茶パフェもあったりで、抹茶パフェ好きにはたまりません。 食べ終えたら、隣のショップでお土産探しを。宇治茶はもちろん、ロールケーキやプリン、生チョコレート、焼き菓子や大福など、和洋スイーツがズラリ! 私はパッケージのかわいさに魅かれ、新商品の宇治抹茶ガトーショコラ「宇治のこみち」を購入しました。抹茶チョコケーキに抹茶チョコソースを重ねた生地は、濃厚でねっとりとした生地で、サイズの割に食べ応えがあります。コーヒーのお供にも合いそうです。
「伊藤久右衛門 宇治本店 茶房」
・住所:京都府宇治市莵道荒槇19-3
・TEL:0774-23-3955
・営業時間:10:00~18:30(茶房ラストオーダー18:00)
・定休日:無休(元日を除く)
・交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩5分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩12分
宇治川のほとりでお茶体験からお茶料理までを楽しむ
「福寿園 宇治茶工房」
宇治川を挟んで平等院の向かい側にある、寛政2年(1790)山城国上狛で創業した福寿園による「福寿園 宇治茶工房」。
こちらでは、宇治茶文化が伝わる地で宇治茶の製法から楽しみ方まで紹介していて、1階は売店と資料館、2階の工房では、手もみや陶板での宇治茶作りや石臼での抹茶作り、茶道が体験できます(いずれも有料で事前予約が必要)。
2階の「福寿茶寮」では、抹茶あんみつ、抹茶アイスパフェといった甘味から、茶そば、茶漬け御膳といったお茶の料理など、宇治茶を使った多彩なメニューが楽しめます。特に抹茶アイス、抹茶ヴァッフェル、茶団子とお茶尽くしの抹茶アイスパフェと、玉露・煎茶・ほうじ茶・碾茶と4種類の宇治茶を使用した季節の豪華御膳3240円(3日前までの要予約)がおすすめです。
「福寿園 宇治茶工房」
・住所:京都府宇治市宇治山田10番地
・TEL: 0774-20-1100
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
・交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩8分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩15分
抹茶やほうじ茶の焼き菓子は種類の多さに驚き!
・住所:京都府宇治市宇治山田10番地
・TEL: 0774-20-1100
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
・交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩8分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩15分
抹茶やほうじ茶の焼き菓子は種類の多さに驚き!
「パティスリー ユウジ」
次は抹茶スイーツ洋菓子編です。こちらは「中村藤吉本店 宇治本店」の向かいにある洋菓子店。個人的にはハシゴできるのも嬉しいのですが、地元のお客様が引っ切りなしで訪れ、地元に愛されているのがよく分かります。
ショーケースには、奥の工房で作られる季節替わりのケーキが並ぶのですが、宇治らしく抹茶のプリン「濃茶プリン」や、よもぎ生麩入り抹茶ロールケーキ「生麩ロール」も並んでいました。
私が驚いたのは、向かいの棚に並ぶ、抹茶やほうじ茶を使った焼き菓子の多さ! 約10種ほど並んでいたのですが、焼き菓子でここまでのラインナップを見たのは初めてかも!
抹茶が濃厚で甘さ控えめ、黒豆煮とマッチした抹茶黒豆(販売終了)、ひと粒栗が入った抹茶と渋皮栗のケーキ、濃茶フィナンシェなどを購入し、いただきました。ひと口で抹茶といってもそれぞれに風味が異なり、食べ比べが楽しい! 詰め合わせて贈っても喜ばれそうですね。
「パティスリー ユウジ」
・営業時間:10:00~19:00
・定休日:火曜日・第3水曜日
・交通:JR奈良線宇治駅から徒歩3分、または京阪宇治線宇治駅から徒歩10分
抹茶を使った和洋折衷のスイーツが充実
「パティスリー ユウジ」
・住所:京都府宇治市宇治壱番70
・TEL:0774-66-1102・営業時間:10:00~19:00
・定休日:火曜日・第3水曜日
・交通:JR奈良線宇治駅から徒歩3分、または京阪宇治線宇治駅から徒歩10分
抹茶を使った和洋折衷のスイーツが充実
「菓子工房 KAMANARIYA 宇治本店」
お次は抹茶の和洋菓子を店内の工房で作るお店です。県道7号沿い「伊藤久右衛門 宇治本店」の手前にあり、ブルーの庇と植栽が目印。テラス席のあるガラス張りの開放的な建物です。
ショーケースには季節のフルーツたっぷりのケーキがずらりと並び、町のケーキショップといった風。イートインスペースも用意されているで、ドリンクとともに味わえるのが嬉しいです。
こちらの抹茶スイーツでユニークなのは、和菓子とも洋菓子とも言い切れない和洋折衷のお菓子であること。ひとつ目が「濃茶・京スフレ」。生クリームや牛乳、ホワイトチョコを使用した、口溶けのよさとほろ苦さが楽しめる抹茶のスフレケーキ。こちらの抹茶は宇治の老舗茶屋の抹茶をオリジナルブレンドされたものだけに、抹茶の風味がしっかりと感じられます。
そして、釜蒸まんじゅうロール。その名の通り、ロールケーキに包まれるのは、生クリームと釜蒸まんじゅう。一見、不思議な組み合わせに感じますが、これがなかなか合うのです。
そして、会社や小さなお子さんなどへのお土産にピッタリなのが、抹茶らんぐ。宇治抹茶のラングドシャで、薄焼きのサクサクした抹茶のクッキーに抹茶クリームを挟んだもの。軽い食感で年代を問わず好まれそう。抹茶の風味が優しく感じられました。ほかにも、抹茶のレアチーズケーキといった感じの抹茶のドゥーブルというケーキもありました。
「菓子工房 KAMANARIYA 宇治本店」
・住所:京都府宇治市宇治乙方52-5
・TEL:0774-22-8820
・営業時間:10:00~19:00
・定休日:無休
・交通:交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩4分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩14分
いかがでしたか? 京都・宇治には地元の抹茶を使ったスーツが百花繚乱! こんな抹茶スイーツ散歩が楽しめちゃうんです。このほかにもまだまだ気になるお店があるので、いつか第二弾を巡ってみたいと思います。
・住所:京都府宇治市宇治乙方52-5
・TEL:0774-22-8820
・営業時間:10:00~19:00
・定休日:無休
・交通:交通:京阪宇治線宇治駅から徒歩4分、またはJR奈良線宇治駅から徒歩14分
いかがでしたか? 京都・宇治には地元の抹茶を使ったスーツが百花繚乱! こんな抹茶スイーツ散歩が楽しめちゃうんです。このほかにもまだまだ気になるお店があるので、いつか第二弾を巡ってみたいと思います。