ユニクロと無印良品のリネンシャツって何が違うの?
左の洗いざらし感が強いのがユニクロ、右のキレイめな方が無印良品。どちらも人気商品です
左側が無印良品、右側がユニクロの白リネンシャツ
【無印良品VSユニクロ】どちらも着心地は合格!
まずは、両者に共通にすることから。無印良品のリネンシャツは、正式名称「フレンチリネン洗いざらしシャツ」の名の通り、「フレンチリネンの風合いを生かしながら洗いをかけて、やわらかく仕上げた」のが特徴とされています。一方、ユニクロのリネンシャツは「プレミアムリネンシャツ」と呼ばれていますが、その内容として「プレミアムリネンはフレンチリネンと総評される高品質なリネンを100%使用」と記載されているので、無印良品と同じような内容です。
低品質のリネンは着た瞬間からチクチクして着心地が悪く、場合によっては肌が荒れてしまうこともありますが、ユニクロと無印良品のリネンシャツではそういったことはありませんでした。
取り扱い注意事項として「アイロン時は当て布必須」という点も同じ。ただリネンシャツは洗いざらしたルーズな雰囲気が魅力なだけに、毎回アイロンをかけてきるのはちょっと面倒!?となると、洗濯後どういう状態になるか……気になるところ。パーツごとにお伝えしていきますね。
【無印良品VSユニクロ】襟元&袖口のディテールを比較
シャツの印象を決定づける一番大事なポイントと言えば、襟元。人目に触れる袖口も同じぐらい重視したいディテールです。さっそくこの2点を比較してみましょう。ユニクロは洗って乾かすとくたっとした感じに……アイロン必須なポイントです
無印では素材の成分まで印字されているので、引っ掛からなくて着心地も◎
もう一つ襟周りで特筆すべきは、無印良品のリネンシャツでは素材等の情報がすべて印字になっていること。素肌に直接着ると、タグがチクチクして気になる場合もあるので、この気遣いはポイントが高いです(ユニクロのリネンシャツは、他アイテム同様首元にタグが付いている)。
ユニクロの素材表示などは従来通りのタグ方式
無印良品にかかれば替えボタンの位置もスタイリッシュ!
ユニクロはボタンひとつ。その分柔らかくロールアップも楽々
無印良品はボタン2つ。きちんと見えるディテールならこちら。
【無印良品VSユニクロ】無印良品は型崩れしない、高見えする
リネンシャツでもある程度きちんと見せたいなら無印良品が◎
ポケットがないリネンシャツは、シンプル過ぎてシワ感が目立ってしまい、キレイめにしたい時には不向きかもしれません。そう考えると、キレイめや上品なスタイルが多い、シャツの襟は整えて着る方が好み、アイロンをかけないでもなるべくキレイに着たい、という方には無印良品がオススメです。
ポケットがあるだけでデザインが引き締まり高見えします
【無印良品VSユニクロ】SALE価格やカラバリではユニクロの勝ち
ポケットなしで洗いざらし感が楽しめるシンプルさならユニクロ
毎年人気を2分しているというベージュ(右側)は、リネンっぽさが全面に出ています
そして比較していくなかで一番大きな違いは、値段です。無印良品が定価3990円(税込)※なのに対し、ユニクロは2990円(税抜)。しかも、かなりの頻度で1990円に値下げされています。過去には1290円まで値下げされていたこともありました。タイミングさえあえば、無印良品で1枚買う値段で、ユニクロでは2枚購入できてしまうので、この違いは大きいです。
これらを踏まえて、明るい色も取り入れてカラーコーデを楽しみたい、Tシャツの延長上の感覚で羽織ったりカジュアルに着ることが多い、気に入っているので色違いで揃えたい、という方はユニクロがオススメです。
※2017年6月30日現在、サマーセールで無印良品は2793円に、ユニクロは1990円に値下げ中。
自分のスタイルに合わせてお好みの方を選んでみてくださいね!
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