魔除け・方位除けにご神徳があるといわれる
「日吉大社」
今から約2100年前に創建された、全国3800余りの日吉・日枝・山王神社の総本宮。平安京遷都の時代には、都の表鬼門にあったことから、都の魔除け・災難除けを祈る神社として、延暦寺が開かれてからは天台宗の護法神として崇拝されたことから、今でも厄除け・方位除けにご神徳があるとされています。境内は東本宮と西本宮の2つのエリアからなり、山王七社(東本宮、西本宮、宇佐宮、牛尾宮、白山宮、樹下宮、三宮)を中心に構成されています。東本宮と西本宮の本殿は、ともに日吉造という独特の形に造られ、国宝に指定。
境内には大宮川が流れ、せせらぎの音と涼風が心地よく、川に架かる大宮橋、走井橋、二宮橋は日吉三橋と呼ばれ、重要文化財に指定されています。
また、神猿(まさる)という猿が魔除けの象徴とされ、「魔が去る」「勝る」に通じ、神猿舎で飼育されているほか、西本宮楼門の彫刻や日吉山王垂迹神曼荼羅などにも描かれています。神猿をモチーフにした、かわいいお守りやおみくじにも注目です!
また、近年女性の注目度が高まっているのが、宇佐宮エリアにある宇佐若宮。御祭神は下照姫神といい、美容や縁結びに御利益があるということなので、女性なら、ぜひとも拝んでおきたいですね。
日吉大社
住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
TEL:077-578-0009
拝観時間:9:00 ~ 16:30
定休日:無休
入苑協賛料:大人300円
交通:京阪石山坂本線坂本駅より徒歩10分