家計簿・家計管理/家計管理の基本

誰でもカンタン!毎月1万円からはじめるプチ節約道

「節約したほうがいいのは分かってる。だけど何をどうはじめればいいのかわからない!」そんなあなたにおすすめの方法が、たった1万円からはじめてみる方法です。毎月1万円からの節約なら意外と簡単です。先取り貯蓄や固定費、食費、被服費、日用品費の節約など、今からできそうなところからスタートしてみてはいかがですか?

二宮 清子

執筆者:二宮 清子

家計簿・家計管理ガイド

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毎月1万円から節約してお金を貯めてみましょう

あなたにとって1万円は手取り収入の何%になりますか?

例えば手取り収入が20万円なら1万円は5%です。5%であれば消費税増税分とあまり変わりありません。消費税分の節約ならなんとかできるのではないでしょうか?

例えば資産運用で20万円を元手に1カ月後に1万円の収益を出そうとすると、最初の20万円はもしかしたら15万円になる可能性もあるので、意外と難しいものです。家計の中で1万円を節約するほうが何倍も確実で楽です。

「節約」を考えるとき、何をどこから手をつければいいのかわからない……そんなあなたにおすすめしたいのが、毎月1万円からはじめる「プチ節約道」。1万円の節約は意外と簡単、早速はじめてみましょう!
 

プチ節約道その1.1万円お給料が減ったと考え、「先取り貯蓄」!

1万円を無かったものとして「先取り貯蓄」…実はこの方法が一番楽!

1万円を無かったものとして「先取り貯蓄」…実はこの方法が一番楽!


たまたま勤務先の業績が落ちてしまい、毎月1万円お給料が減ってしまったと考えてみましょう。あなたはきっと減ったお給料の中でやりくりするのではないでしょうか?

そのように考えれば、1万円の節約は難しいことではないはず。1万円を無かったものとして先取り貯蓄をはじめましょう。人は慣れる生き物です。実はこの方法が一番楽だと私は思っています。
 

プチ節約道その2.節約効果絶大! 「固定費の節約」

節約道のセオリーとして、まずは固定費の見直しは欠かせません。一度見直すことで、その後節約効果が続くので最初だけ頑張ればいいのです。

例えば、以下のような見直しです。
 
  • 住宅ローン金利の見直し⇒4,000円
  • 保険の見直し⇒2,000円
  • 携帯電話の契約内容見直し⇒2,000円
  • 電気代を深夜電力に変更⇒2,000円

合計 1万円の節約!

■住宅ローンの見直しは、まずは借入れ銀行で相談しましょう。金利の見直し効果が無かったとしても、繰上げ返済のタイミングなどを相談し、少しでも住宅ローン返済負担が軽くなるような方法を一緒に探してもらいましょう。

■保険の見直しは、担当の方などに「保険料を安くすることが目的」と伝えて見直ししてもらいます。まずは最低限の保障を確保し、保険料を抑えていきましょう。

■携帯電話料金の見直しは不要な特約を外す、家族プランにするといった見直し、または格安スマホも検討してみましょう。

■電気代の料金プランの見直しは、契約している電力会社のホームページから料金プランシミュレーションを行いましょう。さらに、他の電力会社との比較検討してみることもおすすめです。

これらをしっかりやれば1万円以上の節約も期待できるかもしれません!
 

プチ節約道その3.リバウンドに注意! 「変動費の節約」

光熱費や食費などの変動費の節約はリバウンドがあったり、季節によって大きく変動することがありますが、いつも心掛けながら取り組むことで習慣となり、じわじわと節約効果が出てきます。継続は力なり!
 
  • 水道光熱費の節約⇒3,000円
  • 食費・日用品費の節約⇒3,000円
  • 理美容・服飾費の節約⇒3,000円
  • 交際費の節約⇒1,000円
合計 1万円の節約!
 

水道光熱費は「時短&省エネ」で節約!

掃除も時短が大切

掃除も時短が大切!


水・電気・ガス……全てにおいて使う時間を短くすること。お風呂なら続けて入る、シャワーはダラダラ使わずサッと浴びる、電気は使わない時は消すことはもちろん、掃除機もさっとかけ終わるように床の物は全て片付けてから行う、キッチンでの料理も圧力鍋などの活用で時短料理を身に付けましょう。

冷蔵庫やエアコン、トイレのウォシュレットなど、長くつけている電化製品は「省エネモード」で無駄を省きます。
 

食費・日用品費は、使用頻度の高い物ほど安く買ってコストカット!

使用頻度の高い食費や日用品費用ほど、安く買うことを徹底すれば、大きな節約につながります。例えば……

・ドラッグストアの活用
ドラッグストアで日用品や食品を買い揃え、足りない生鮮品だけをスーパーで購入するだけで大幅カット!

・普段使いのスーパーを安いところにする
素敵なスーパーは少し高いものです。特別な食材を求める時はいいですが、普段使いの食品なら少しでも安いお店に通うと、ぐっと食費は節約できます。

・宅配サービスをやめる
カタログで頼む宅配サービスを利用していても、結局スーパーやドラッグストアに行く必要があるので、二度手間で無駄使いをしやすい環境を作ります。
 

服飾費の節約は、衝動買いを控えて「量より質」を重視!

大人は「量より質」、子どもは「質より量」。衝動買いを控え、本当に必要かを買う時にしっかり考え、購入後も大切に着ることで節約効果が生まれます。
 

交際費の節約は、外食する頻度やお店選びを再検討する

交際費は人間関係の潤滑油なので大きな節約はすすめませんが、飲み会の店を安くする、回数を減らす、家飲みにするなど、できることはあります。他にも、いつも愚痴大会になるような相手と付き合うのではなく、お互いに成長し合えるような相手と付き合うことも大切です。

以上の3パターン全て取り組めば3万円の節約も可能ですが、少しずつ自分のできそうなところから取り組んでみましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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