7万円台!17年に狙いたい割安優良株主優待銘柄
7万円台!2017年に狙いたい割安優良株主優待銘柄
ちなみに、17年3月期に予想されている配当は18.0円、配当性向は29.2%ですが、これに17年3月期における2000億円の自社株買いを入れると株主還元率は52.7%まで拡大します。
【銘柄データ】三菱UFJフィナンシャル・グループ(東証1部<8306>)
【株主優待+現金配当予想利回り】 3.8%
【2017年1月13日株価】 729.5円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=7万2950円
【予想現金配当(1株あたり)】 18.0円
【株主優待権利確定月】 9月末
【株主優待の内容】
ピーターラビットオリジナルグッズ
(またはMUFGが支援する社会貢献活動・団体への寄付)
手数料割引・金利優遇などの優待クーポン
※保有する株式数によって内容は異なります。詳しくは同社HPをご覧下さい。
今回は100株を購入し、ピーターラビットオリジナルグッズを獲得したケースを想定しています。今回、株主優待は1000円として評価し株主優待利回りを計算しています(株主優待の評価は寄付を選択した場合、オリジナルグッズに代えて1,000円を寄付となっておりますことを参考に、1000円と評価致しました。飽くまでもガイドの判断に基づくもので、確定された利回りではございませんので予めご了承下さい)。
16年後半から株価上昇も株価には依然割安感。業績見通しも明るい
トランプ新大統領決定以降、米国を中心に長期金利が上昇し、そのメリットを受ける銀行株の株価は高騰しています。しかし、それでも同社の株価指標を見てみると、2017年3月期の予想PERで11.5倍、現金配当利回りは2.5%、PBRは0.66倍となっており、株価指標には割安感を感じられるところだと思います。同社の特徴は、3メガバンクの中でも海外事業に強い点が挙げられます。米州・アジアでの海外展開で優位性を持ち、タイのアユタヤ銀行、MUFG AmericasHD、モルガン・スタンレーといった海外グループ会社による利益は全体利益の24%(16年3月期)に及びます。それゆえ、比較的為替の影響を受けやすく、海外企業が手掛ける資源・エネルギー分野の不良債権化が注目点となっています。
そして、為替は円安傾向に動いており、資源価格の回復から、海外におけるエネルギー・資源分野の不良債権処理に関連する与信関係費用が縮小するとの見方があり、業績の見通しは明るくなっているところです。さらに、今後、米国の利上げが行われるとの観測から、米国が主導する形で金利の上昇が見込まれるところでもあり、金融セクターにとっての追い風となりそうです。調整時に投資を検討しても良い銘柄と思いますがどうでしょうか?
参考:日本株通信
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