待ちに待ったボーナス!使い道、預け先を考えるのは楽しいですよね!
2010年6月現在、銀行の円定期預金の金利はキャンペーンでも1%を下回り、低金利の状態が続いています。ボーナスの預け先に頭を悩ませている人も多いかもしれません。
そんな中、ボーナスの預け先として注目を集めているのが金利の高さが魅力の外貨預金です。金融機関にもよりますが、オーストラリア(豪)ドルやニュージーランドドル等の高金利通貨では、表示金利が5%を超えるものも散見されます。
外貨預金は預金ではない!
そもそも外貨預金は、外国通貨で預ける預金のこと。普通預金と定期預金があり、キャンペーン等で見かける高金利商品の多くは外貨定期預金になります。外貨で預けて外貨で解約するため、満期時に表示金利を外貨ベースで受け取る仕組みです。外貨ベースということは、元本はもちろん金利も常に為替変動のリスクにさらされています。この点を忘れてはいけません。
米ドルの外貨定期に預け入れた時、預入時よりも円安が進行すれば表示金利に加えて為替差益を受け取ることができます。しかし、反対に預け入れた時よりも大幅に円高が進行すれば、表示金利に関わらず損失を被る恐れもあるのです。
外貨預金は預金という名前ではあります。しかし、場合によっては元本が割れる恐れもありますので、あくまでも投資商品だということを肝に銘じておかなければならないでしょう。
次のページでは、魅力の高金利の不可解な仕組みなどを解説していきます。