大型の冷蔵庫に比べて、デザイン性や機能面でどうしても見劣りしがちな中小型冷蔵庫だが、今回発表された両シリーズはそういったイメージを払拭する、充実の仕上がりとなっている。
デザイン性の高さが魅力の小型冷蔵庫
容量137Lの小型モデルSJ-GD14Cシリーズは、「『家具』のような冷蔵庫。」というテーマを掲げ、要素を徹底的に削ぎ落とすことで、インテリアに溶け込むシンプルなデザインを実現した。その特徴は大きく分けて4つ――フラットなカタチ、一枚の板、インテリア空間と相性のいい色、落ち着きのある庫内――となっている。冷蔵室のドアの上端を薄くすることで、トップテーブルを手前端ギリギリまで伸ばすことで可能になった“フラット”な本体の天面。見た目のデザイン性はもちろん、小物やレンジを安定して置けるなど、実用面での有益性も高そうだ。
薄くデザインされたドアの上端
手前端ギリギリまで配置されたトップテーブル
フラットなのでさまざまなモノを置くことができる
本体下部にある冷凍室のハンドルは“一枚の板”。直線的でミニマムなデザインは、イイ意味で取っ手らしくないルックスだが、実際に引き出すために指をひっかけると、しっかりと取っ手して機能してくれる。
1枚の板に仕上げられた冷凍室の引き出し
試行錯誤の末に、現在のデザインになった
ピュアブラック、クリアホワイト、メタリックベージュのカラーバリエションの中で、とくに印象的なのがピュアブラック。ただの黒ではなく、赤みを加えることでより深みのある黒に仕上がっており、革張りのソファーなどと並べても違和感はなく、“インテリア空間と相性のいい色”が実感できるだろう。
インテリアとの相性もいい
“落ち着きのある庫内”を印象づけるのは、適度に配置されたグレーとシルバーの色。冷蔵庫の庫内というと真っ白なものをイメージするが、SJ-GD14Cではガラス棚の飾り部分にシルバーを、背面パネルにグレーを使っているのだ。
シルバーとグレーが配置された庫内
本体仕様では、庫内環境が清潔に保てるプラズマクラスター搭載と、利用者が自分でドアの付け替えができるシャープの独自技術“つけかえどっちもドア”が特色となっている。
中型冷蔵庫で大型に並ぶデザイン性・機能性を実現
「SJ-GW35C」シリーズは、中型ながら大型冷蔵庫と統一されたデザインコンセプトを採用。ハンドル部分は両端にある壁を取り払った水平ラインハンドルで、冷蔵室のドアハンドルは左右どちらからでも開ける“どっちもドア”となっている。中型冷蔵庫の「SJ-GW35C」シリーズもインテリアに調和するデザイン
野菜室には密閉性を向上させる“シールドボックス”が設けられており、直接冷気を当てない“間接冷却”で野菜の水分減少率を低減。ちなみに蓋の役割を果たすシールドボックス自体にもモノを入れることができるので、スペースの有効活用もできる。
これが野菜室のシールドボックス
シールドボックスで冷気が直接当たるのを塞いだ状態。シールドボックスにはペットボトルを入れることも可能だ
冷気を直接当てないと、これだけの差が
冷凍室は“新鮮冷凍”がウリ。通常冷凍よりも低温、かつ霜取り運転前やドア開閉後に急冷することで安定した低温保存を行なうので、食材への霜つきを抑えて、鮮度も長持ちする仕組みだ。
冷蔵室の“どこでもスパイスポケット”は、バラバラになりがちな調味料や小物類をキレイに整理して収納できる専用のポケット。収納部分が前傾しているため出し入れがしやすく、さらに庫内であればどこにでも設置可能となっている。
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シャープ:冷蔵庫
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