株主優待を新設した業績好調銘柄に注目!
株主優待新設銘柄のご紹介です。株主優待の導入は中長期の成長への自信ともとれるところで、注目に値する銘柄と思います。
同社は2016年より株主優待制度を導入した企業です。業績は好調であり、株主優待権利確定日は12月末ですのでこれから狙うのも悪くないと思います。
まずは銘柄データを見て見ましょう。
【銘柄データ】RS Technologies(東証1部<3445>)
【株主優待+現金配当予想利回り】 1.8%
【2016年11月18日株価】 3295円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=32万9500円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】 12月末
【株主優待の内容】
100株以上でクオ・カード 6,000円分
※今回は100株を購入したケースでクオ・カードを年間に6000円分獲得したケースを想定しています(株主優待は額面通り6000円で評価し、利回り計算しています)
旺盛な半導体需要の波に乗り過去最高益更新見通し!株主優待新設は中長期の業績への自信の現れか?
IoT(あらゆるモノがインターネットに繋がる)の進展を背景に、データが膨大に集まり、それを管理したり高速で処理する必要が出てきています。そこでメモリは大容量化を迫られ、各半導体メーカーは大容量のメモリ開発に奮闘。これまで主流だったメモリは、積層化による大容量化が可能な3DNANDへとシフトしており、半導体セクターは活況な状態になっています。半導体工場では700を超える工程がありますが、各工程のプロセス評価、出来栄えの評価のために『モニタウェーハ』が使用されます。モニタウェーハは、1回~数回使用されると使用不可となりますが、RS Technologiesは、これらの使用済みのウェーハを預かり、精密加工をすることで再利用が可能な新品と同様の状態に戻し、同じ用途で使用出来るサービスを提供。再生ウェーハはシリコンウェーハ全使用量に対し、約21%の需要があります。再生は顧客のコストダウンに繋がり、再生加工の需要は旺盛です。同社はこの旺盛な需要に応えるために生産力を拡大し、再生市場でのシェア拡大を目指しています。再生市場では2017年3月期上半期時点で29%。随時拡大しており、シェア40%を目標としています。
実際のところ、足もとの業績も好調で16年12月期の業績予想は売上が39.6%増の77億4000万円、営業利益が41.6%増の15億3100万円、純利益が143.9%増の7億4200万円と大幅増収増益見込みとなっており、最高益を更新する見込みです。
株主優待の利回りは低いものの、株主優待の導入は中長期の成長への自信ともとれるところで、注目に値する銘柄と思います。
参考:日本株通信
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