高速通信とテザリングでドコモのインフラを活かすスマートフォン
夏モデルのドコモは、発表9機種中7機種でテザリングに対応し、14Mbpsの高速通信も提供します。これまで、封印してきたテザリングを一気の解放し、国内随一のインフラをフルに活かすことで、他社よりも快適なスマートフォン環境を提供する戦略を打ち出しています(参考:ドコモ 夏モデル発表 通信速度とテザリング強化へ)。国内外の差をなくしたラインナップ
これまでも国内メーカー製スマートフォンは、速度面で海外メーカーに遅れをとってきましたが、夏モデルは動作レスポンスを向上し、海外メーカー製に引けをとらない快適な操作を実現しました。海外メーカーはさらなる高速性や高輝度など、性能アップを行いながら、ワンセグ、おサイフの対応など、国内サービスにも対応してきており、国内・海外メーカーの差も徐々に解消しつつあります。それではいまオススメのドコモのスマートフォンをご紹介しましょう。
この夏1番のハイスペックスマートフォン GALAXY S II SC-02C
GALAXY S II SC-02Cは、夏モデル唯一のデュアルコアプロセッサを搭載した高速スマートフォンです。複数のアプリやサービスの更新を同時に行うマルチタスクで動作するAndroidでは、2つの動作を同時に処理できるデュアルコアプロセッサの効果は大きく、軽快で快適な動作を実現しています。6月から提供される下り最大14Mbpsの通信速度と最大5台までWi-Fi機器が接続できるテザリングにも対応するなど、動作も通信も高速モデルとなっています。
本体では、液晶画面が前機種GALAXY S SC-02Bの4.0インチから4.3インチと大型化したにもかかわらず、厚さは約 8.9mm(最厚部 約 10.3mm)と逆に1mm薄くなり、持ち運びやホールディングはさらに改善されています。またインカメラも搭載されたことで、自分撮りもできるようになっています。
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乗り換えに死角なし 全部入りスマートフォン MEDIAS WP N-06C
MEDIAS WP N-06Cは、春モデルMEDIAS N-04Cの防水対応モデルとのアナウンスでしたが、発表されたMEDIAS WP N-06Cは改善点が多く、なかり強力なスマートフォンとなっています。プロセッサが1Ghzに変更され、動作速度がキビキビと快適になっただけでなく、6月から提供される下り最大14Mbpsの通信速度と最大5台までWi-Fi機器が接続できるテザリングにも対応しており、通信面も一気に高速化されています。
また防水対応により、本体前面のハードボタンがタッチパネルに変更され、操作性もぐっと向上しています。
春モデル同様に、おサイフ、ワンセグ、赤外線もサポートされており、ケータイからの乗り換えを考えている人には、最適なモデルといえます。
快適・快速の実用になる3Dスマートフォン AQUOS PHONE SH-12C
3Dスマートフォンとして登場したLYNX 3D SH-03Cの後継機、「AQUOS PHONE SH-12C」がAQUOSを冠に変えて大きく進化して登場しました。SH-03Cが単眼で3D撮影をするため、シャッターを押しながらパンして視点変更が必要でしたが、AQUOS PHONE SH-12Cは、ツインカメラを搭載しているので、通常のようにシャッターを切るだけで、3D写真や動画が撮影できます。また、ホーム画面の3D化にも対応しており、ホーム画面からワンタッチで3D表示と2D表示を切り替えできます。
3D機能だけでなく、SH-12は、夏モデルのシングルコア最速となる1.4Ghzのプロセッサを搭載し、キビキビとした快適な操作を実現しています。通信面でも、下り最大14Mbpsの通信速度と最大5台までWi-Fi機器が接続できるテザリングをサポートしてますので、ストレスなく快適に使える実用3Dスマートフォンなのです。
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