多様性とクラウドに注力するドコモ
NTTドコモの2012年夏モデルスマートフォンは17機種。全てにAndroid4.0を搭載し、3インチ、4インチ、5インチとマルチサイズによる幅広いラインナップ提供しています。また端末の大きさや性能だけでなくバッテリの大容量化、既に提供中の「しゃべってコンシェル」を更に進化させたり、新サービス「ドコモクラウド」などによる使い勝手の向上を図っています。スマートフォンというと大画面というイメージも定着しつつありますが、夏モデルでは、端末の大きさを、3インチ台に4機種、4インチ台に10機種、5インチ以上に2機種と、サイズで選択できる製品をそろえています。また、2011年度は平均1465mAhだった搭載バッテリーも、2012年夏モデルでは、平均1749mAhに改善されています。
通信料金も低価格な「らくらくスマートフォン」が登場
今回、年配者向けの人気のあるらくらくホンのスマートフォン版が登場しています。表示が大きくわかりやすいだけでなく、Googleアカウントが不要、タッチ操作も過敏に反応しすぎないようにされています。料金も、500MB制限で月額2980円のらくらくパケホーダイが提供されます。ネットワーククラウドでユーザーの使い勝手を支援
「ドコモクラウド」というクラウド環境の提供が開始されます。クラウドといえば、オンラインストレージが一般的ですが、ドコモが注力するのは、既に展開中の「しゃべってコンシェル」を加えたネットワーククラウドです。ドコモクラウドでは、しゃべってコンシェルが予測応答に対応する機能強化、英語・韓国語・中国語に対応したメール翻訳コンシェル、5GBのオンラインストレージが使えるフォトコンシェル、マルチデバイスへの対応やアニメなどのチャンネルを強化したdマーケットが展開されます。
それでは次ページから、いまオススメのドコモのスマートフォンをご紹介しましょう。まずはNEXT seriesからです。