「ランジェリー×ライダース、ファー」コーデ
はかなげ感や薄さ、フェミニニティなどがランジェリーの持ち味ですが、これらと相反する雰囲気を持つアイテムと引き合わせれば、互いのよさを引き立て合ってくれます。たとえば黒革のライダースジャケットやリッチなファーアウター。どちらも素肌がほんのり透けるランジェリーと好相性を発揮。ライダースは独特の硬質感と冷ややかさが装いを引き締めます。ライダースの上からファーをオンすれば、さらに表情が深く。スリットの深いスカートで合わせてミステリアスに仕上げる手も。ファーはぬくもり感やリュクスも帯びるから、ランジェリーがさびしく見えません。
ランジェリーとファッションの融合が今の気分
「Intimissimi on Ice」のレッドカーペットに登場したセレブの着こなしはいかがでしたか? ガイドが実際に現地で目にして惹かれたのは、ランジェリーの枠を超えた自由な着こなしです。マニッシュなパンツやジャケットなどで合わせるコーデは参考になりそう。ランジェリーならではの繊細な素材感やレース、刺繍などを上手に取り入れるテクニックは、ドレスアップの新たなハズし技としても使えるでしょう。イタリア発のランジェリーブランド「Intimissimi」は1996年に設立され、今年で20周年を迎えました。イタリア発のレッグウエア&ビーチウエアブランド「CALZEDONIA(カルツェドニア)」のグループ傘下にあり、ヨーロッパのランジェリー業界をリードする存在です。世界30ヶ国で1350を超える店舗を構えているグローバルなブランド。「すべての女性の夢を叶えること」というブランドコンセプトを掲げ、シンプルでありながら、洗練されたデザインで高い評価を得ています。長年の素材研究が生かされた機能性は着る人の気持ちまで伸びやかにしてくれます。ファッショントレンドにもしっかり目配りが行き届いていて、今回のショーに来場したセレブたちの着こなしもそれを証明しています。日本では2016年3月に表参道店がオープン。翌4月に新宿店がオープンしました。
従来は「他人に見せない」はずだったランジェリーですが、スタイリングの自由度が高まったのを追い風に、着こなしの大事なプレーヤーと位置づけられつつあります。見えない形でまとう場合でも、上質なランジェリーは最も素肌に近いアイテムだけに、その日の気分を左右するウエア。それだけにランジェリー選びには妥協したくないもの。今回の「Intimissimi on Ice」のうっとりするステージ衣装を眺めながら、ランジェリーとファッションの新たな魅力を感じとってみてくださいね。
(Intimissimi on Ice 2016-An Amazing Day)
Intimissimi
www.intimissimi.com
【問合わせ先】
カルツェドニアジャパン
TEL: 03-6632-0540
【関連記事】
◆2016-17年秋冬ファッション注目トレンドを速習
◆ドレスアップの隠し味は“ヌケ感” 賢いコーデを学ぶ
◆パーティードレス特集!海外セレブの最新ルック大公開
◆マイケル・コース銀座店でのセレブ達の装いをチェック
◆60年代エレガンスに虜!グレース・ケリーの着こなし
【ガイドの最新情報】
◆宮田理江 公式サイト「fashion bible」