あの「湯島 くろぎ」の黒木 純氏が監修した新店
予約の取れない割烹 「湯島 くろぎ」、東大構内の人気カフェ「廚 菓子 くろぎ」を手掛ける、現代の和食界を牽引する料理人、黒木 純氏が地元である宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートに凱旋出店! 2016年7月、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内に黒木 純氏監修の「実家 くろぎ」がオープンしたのだ。「実家 くろぎ」が提案する食事スタイルが“カウンター割烹”。それは旬の食材をお客様の目の前で仕立てる、ライブ感溢れる食事のスタイルのこと。
「美味しい食事はどこにでもある。『美味しい』のは当たり前で、『楽しい』と言っていただかなければ」と話すのは、店名の“実家”の由来通り、実際に料理を担当する実父の黒木 浩氏。名刺にある肩書きは、自身は“親父”、女将は“妹”という設定で、料理の説明にも冗談を交えながら場を和ませる。
「料理は食材の美味しさが9割、料理人の仕事は1割。恵まれた環境で育つ宮崎の食材は、この店の主役であり、どこにも負けない強みでもあるんです」と黒木 浩氏。だからこそ、生産者とのつながりを大切にし、宮崎の食材のよさを伝えていくことが自分の務めだと腕を振るう。
日々、青島で水揚げされたばかりの魚介類が「実家 くろぎ」へ届く。宮崎の滋味あふれる食材に施される丁寧な手仕事により、四季折々の味を堪能できる。
さらに「湯島 くろぎ」の人気メニューである「鯛茶漬け」を、「くろぎのお茶漬け」として、ランチメニューとしてお手頃価格で食べられるのもうれしいところ。胡麻の風味と鯛の旨みをこだわりの米でいただくランチは、小鉢、味噌汁、出汁巻き玉子、鯛の胡麻和え、ご飯のセットで1,188円。1日限定20食(要予約)だ。
フェニックス・シーガイア・リゾートが開業以来の大リニューアル!
「実家 くろぎ」のオープンと同時期に、フェニックス・シーガイア・リゾートのフラッグシップホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」も全体の約96%にあたる客室を一新した。さらに宿泊者専用のテラスラウンジ「風待ちテラス」を新設。こだわりのハンドドリップコーヒーを楽しめるカフェをはじめ、ベーカリーや焼酎バー、アクティビティーセンター、そしてレタールームで構成された空間に、ブックセレクターの幅 允孝(はば よしたか)氏が「旅」をテーマにセレクトした本が揃い、ホテルライフをより豊かなものにする演出が用意されている。
さらに36階以上の高層階にワンランク上のプレミアムカテゴリー「クラブフロア」が誕生。438平米もの広さを誇る専用ラウンジ「Sheraton CLUB(シェラトンクラブ)」では、雄大なロケーションを眺めながらのチェックインのほか、宮崎の食材を中心にした朝食の提供からバータイムまで、終日ゆったりと寛ぐことができるという。
今回オープンした「実家 くろぎ」のほかにも、2014年オープンの小山薫堂氏プロデュースの人気店「Beef Atelier うしのみや」などを擁する「フェニックス・シーガイア・リゾート」。食通も満足できるこの宮崎の地で、上質なリゾートステイを体験してみてはいかがだろう。
<DATA>
■実家 くろぎ(じっか くろぎ)
営業時間: 昼)12:00~13:00 / 夜)17:30~22:00
定休日: 毎週水曜日
場所: シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 1階
料金: 昼)くろぎのお茶漬け 1,188円 / 夜)季節の懐石コース14,500円(いずれも税込)
TEL:0985-24-0910(ご予約・お問い合わせ)
※予約は3ヶ月前から
※食材の都合により、料金が一部変動する場合あり
■フェニックス・シーガイア・リゾート
所在地:宮崎県宮崎市山崎町浜山
TEL:0985-21-1113(総合予約センター/9:00~19:00)