スリムボディのKI-GS、パワフル運転に新たな実証効果も
KI-GSシリーズはスリムなボディが特徴。ファン経および本体内部の構造を工夫することで、性能はそのままに2015年度モデル(KI-FX55)と比較して横幅が47mmコンパクトになり、設置面積も約10%の削減に成功した。雑誌見開きサイズ程度の設置面積なので、リビングはもちろん寝室や子ども部屋などの個室でもスペースを有効に活用することができる。シャープの加湿空気清浄機のウリであるプラズマクラスターは、除菌・消臭に優れた“高濃度プラズマクラスター25000”を搭載。前方向へ集中的にプラズマクラスターを放出する“パワフルショット運転”を使えば、ソファやカーペットといった臭いが付きやすい日用品を“狙い撃ち”することも可能だ。また同機能では、新たに“加齢臭”への消臭効果も実証された。発表会では加齢臭を染み込ませた布を使ったデモンストレーションも実施。パワフルショット運転をしたものとそうでないものを嗅ぎ比べると、明らかな効果を実感することができた。
空気清浄機は24時間運転しっぱなしのことも少なくないが、同機ではその点にもこだわりが。本体正面の液晶画面では24時間でかかる電気代がチェックできるほか、“きれいモニター”を通じて部屋の空気の状態がひと目で把握できる。また“おやすみ運転”も用意。最小約15dbで稼働するので、就寝時に音を気にすることもなさそうだ。
本体カラーはホワイトとグレーの2種。空気清浄適用床面積~31畳のKI-GS70と、同23畳のKI-GS50が用意されており、価格はともにオープン。想定販売価格はKI-GS70が65,000円前後、KI-GS50が55,000円前後となっている。
KI-GXシリーズは自動掃除で、高い集じん性能を99%持続
高い集じん性能は空気清浄を選ぶうえで重要なポイントだが、一方でそれを持続させるためにはプレフィルターの定期的なお手入れが欠かせない。シャープの調査によれば、プレフィルターのお手入れをしない場合、12ヶ月で集じん性能が約25%低下してしまうという。最高峰の空気清浄力を誇るKI-GXシリーズは、そんな“お手入れの悩み”を解消する新機能を搭載した。“自動掃除パワーユニット”は、プレフィルターに溜まったホコリを48時間に1回のペースで、その名の通り自動掃除してくれる機能。本体下部にあるローラーがプレフィルターを巻き取り、設置された掃除ブラシでホコリを掻き取り、そのままダストボックスへ収納する仕組みだ。ブラシとダストボックスは共に抗菌仕様。ホコリを捨てるのは半年に1回でOKなので、お手入れの手間が大幅に減ることになる。シャープが自社で行った測定によれば、この自動掃除を定期的にすることで、12ヶ月のあいだ高い集じん性能が99%持続したという。
“ワイドスピード循環気流”もKI-GXシリーズのウリのひとつ。本体上部から吹き出す風が、従来機と比較して約1.5倍にワイドとなり、広いリビングでもムラなく気流を行き渡らせることが可能となっている。これを応用した“掃除アシスタント運転”では、掃除機がけで舞い上がったホコリの落下を抑えつつ、す早く吸じんすることが可能だ。
空気清浄適用床面積~46畳のKI-GX100と、同34畳のKI-GX75の2モデルが展開され、価格はどちらもオープン。想定販売価格はKI-GX100が120,000円前後、KI-GX75が83,000円前後となっている。
上記のほか、プラズマクラスター7000を搭載したKC-G50、KC-G40も発売される。価格はオープンで、想定販売価格はKC-G50が48,000円前後、KC-G40が40,000円前後。
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シャープ:加湿空気清浄機/空気清浄機
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