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日立の加湿空気清浄機、「自動おそうじ」がより清潔に

日立アプライアンスは、加湿空気清浄機「自動おそうじ クリエア EP-MVG110」を2016年10月22日に発売する。本体カラーはグラデーション ブラウンとグラデーション シャンパンの2種が用意され、価格はオープン。

執筆者:All About 編集部

自動おそうじのブラシ部分も抗菌仕様に

日立アプライアンスは、加湿空気清浄機「自動おそうじ クリエア EP-MVG110」を2016年10月22日に発売する。本体カラーはグラデーション ブラウンとグラデーション シャンパンの2種が用意され、価格はオープン。市場想定価格は85,000円前後となっている。
EP-MVG110のグラデーション ブラウン

EP-MVG110のグラデーション ブラウン


空気清浄機を利用するうえで避けて通れないのフィルターの「お手入れ」。日立の調査によれば、空気清浄機を購入する人の半数以上が「お手入れのしやすさ」を重視する一方で、購入後の不満点として「お手入れのしにくさ」を多くの人が挙げる現状があるという。なかでも懸念されるのが“プレフィルター”の部分。
多くの人が「お手入れ」を気にし、同時に不満を持っている

多くの人が「お手入れ」を気にし、同時に不満を持っている

そういったユーザーの意見を反映して作られたのが、2015年モデル(EP-LVG110)から搭載された“自動おそうじ”機能だ。これは、ホコリが特に溜まりやすいプレフィルター部分を、上下に動くブラシが48時間に1回のペースで自動的におそうじしてくれるという日立独自の機構。取り除いたホコリは専用のダストボックスに収納され、お手入れの目安は1年に1回と、手のかからない仕上がりになっている。
自動掃除は6分かけて行われる

自動掃除は6分かけて行われる

今回発表されたEP-MVG110でもこの自動おそうじ機能を踏襲。さらに、昨年度モデルではダストボックスのみに施されていた抗菌仕様をブラシ部分にも採用した。また、プレフィルターやフラップ部分、吹き出し口に除菌効果があるステンレス素材を使用し、ファンには抗菌効果のある銀イオンが練り込まれているので、いつも清潔な状態での利用が可能だろう。

そのほか新機能として、運転モードに“おやすみ”コースが登場。設定すると本体前面にある液晶表示が「おやすみ」以外はすべて消灯し、中風量以下の静かな運転が継続されるので、睡眠を妨げることなくお部屋の清浄ができる。また、おやすみコース中は自動おそうじは行われる、8時間でコース設定が解除される仕様だ。


ワイドスピード集じんは業界最高水準の清浄時間

加湿空気清浄機の機能面としては、“ワイドスピード集じん”により適用床面積~48畳、8畳の部屋なら6分で清浄する業界最高水準の清浄時間を実現。加えて、“アレルオフ微細じんHEPAフィルター”と、耐水性脱臭素材を使用した“洗える脱臭フィルター”が採用されているので、空気の汚れやニオイのキャッチも効果的に行なうことができる。HEPAフィルターの集じん捕集率は99.97%以上おで、ホコリやスギ花粉、浮遊カビの微粒子はもちろん、PM2.5にも対応しているとのことだ。

加湿構造は、タンクの水を吸い上げて加湿フィルターの上から水を含ませる“ポンプ加湿方式”を採用。1時間あたり800mlの加湿をすることができる。

<EP-MVG110 空気清浄デモンストレーション>
画面向かって右が適用床面積~48畳のモデル(EP-MVG110)。左は適用床面積~32畳のモデル(EP-MVG70)。いずれもワイドスピード集じんを搭載しているが、適用床面積が大きいモデルのほうが、素早く空気清浄できることがわかる。


なお、今回紹介したEP-MVG110のほかにも、適用床面積~42畳のEP-MVG90、自動おそうじ非搭載(ワイドスピード集じんは搭載)のEP-MVG70、空気清浄機EP-MZ30が同時に発売されている。価格はいずれもオープンで、市場想定価格はEP-MVG90が75,000円前後、EP-MVG70が60,000円前後、EP-MZ30が15,000円前後となっている。


【関連サイト】
日立アプライアンス:空気清浄機
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