手堅く5%超!5万円台で注目の9月株主優待注目銘柄
地元密接の堅実な企業、ヤマウラのご紹介です。株主優待権利落ちに向けて株価が上昇し、権利落ち後に株価が調整する習性がありますので、その傾向を利用した投資が検討できると思います
まずは銘柄データを見て見ましょう。
【銘柄データ】ヤマウラ(東証1部<1780>)
【株主優待+現金配当予想利回り】 5.5%
【2016年9月2日株価】 548円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=5万4800円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 5円
【株主優待権利確定月】 9月末
【株主優待の内容】
100株以上:2,500円相当の地場商品群の中から選択
1,000株以上:6,000円相当の地場商品群の中から選択
3,000株以上:8,500円相当の地場商品群の中から選択
(今回は100株を購入したケースで2500円相当の株主優待を獲得したケースを想定しています。株主優待は額面通り2500円で評価し、利回り計算をしています)。
地元密着型の堅実経営
地盤の長野県の景気低迷で法人向けの建設が低調の様子ですが、地域密着型の堅実経営を進め、医療介護・マンション・流通・食品関連・水力発電設備及び道路・河川建設工事など公共工事等の受注に注力。また、コストパフォーマンスの高い住宅「フレック」などの個人向け住宅は低金利の影響もあり、比較的堅調ではないかと思われます。財務面も自己資本比率が54.1%と建設業としては比較的手堅いものとなっています。16年9月期の業績予想は売上が7.2%減の185億円、営業利益が15.9%減の10億8000万円、純利益が14.9%減の5億6500万円の減収減益です。しかしながら、長期的に見ると業績は概ね横ばいといった印象です。
株価については、やはり株主優待の権利確定日にかけて上昇していき、権利落ち後に調整するという修正があるように思われます。9月末が株主優待の配当権利落ちですが、配当権利落ち後に大きく調整したところを狙って投資をするのも1つの方法と思います。
参考:日本株通信
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