タイマー機能で使い勝手もアップ、大容量で整理上手な“メガフリーザー”
2014年に初めて商品化されたメガフリーザーは、今回「思いやり、ぎゅっと込めたこのカタチ。かぞく中心設計」というテーマを提案。3段で構成された大容量冷凍室は、冷凍食品や作り置きストックといった細かな食材はもちろん、大きな食品もゆったりと収納ができ、冷凍室の“フル活用”が可能となっている。 加えて、シャープ独自の冷凍ケースを自由に仕切れる“4切り(しきり)名人”が通常では難しい食材の“タテ入れ”を可能にし、収納量・整理性が大きく向上。使いかけの食品が“見える化”されるため、しっかり食材を使い切れて、二重買いの防止も期待できるだろう。 “タイマー冷凍”は、30分間の急速冷凍を実行する機能。常温で保存していたフルーツを冷やしたり、グラスやおしぼりを急冷するといった急な来客時の利用はもちろん、ふだんの調理でも粗熱取り、脂を固めることによるカロリーオフなど、さまざまな利用シーンが想定できる。なお、タイマーを設定していないときには通常の冷凍室として機能する仕組みだ。 そのほか、安定した低温保存を実現する“新鮮冷凍”も搭載。ドアの開閉などによる冷凍室の温度上昇などによって引き起こされる食材の劣化=霜つきを抑えてくれるので、鮮度をより長持ちさせられる。雪国の知恵“雪下保存”を冷蔵庫の野菜室に応用
雪下シャキット野菜室は、北陸や東北地方で冬場に行われている“雪下保存”の原理を応用した機能。雪下保存とは、雪の積もった畑の土中に保存された野菜が、寒さから身を守るためにデンプンを糖に分解して、結果、野菜の甘味が増すというものだ。 それを野菜室で再現するために、プラズマクラスター冷蔵庫では約2~5℃という低温の冷気で野菜室全体を包み込むように冷やす“輻射5面冷却”を搭載。これに加えて、野菜室の左側と下側が冷凍室という独自レイアウトの助けもあって、野菜が雪に包まれるような環境の再現を可能とした。また、庫内上部には密閉性(カバー率)をアップさせる“うるおいガード”が設けられており、これによって90%以上の高湿度維持を実現。上段・下段を問わず全体の乾燥を抑え、鮮度の長持ちにひと役買っている。
シャープの調査によれば、雪下シャキット野菜室で保存されたニンジンは7日間の保存で甘味成分が約20%アップし、同じく7日間保存したキュウリの食感(かたさ)は約27%アップしたとのこと。
冷蔵室では調味料をスッキリ整理&清潔保存
冷蔵室にはサイズがバラバラの調味料類やドレッシンをまとめてスッキリと整理できる“段々スパイスポケット”を設けている。マヨネーズから小ビン類までサイズに合わせて見やすく収納でき、またポケットが斜めに配置されているためモノの出し入れも簡単に。視認性もアップするので、使いかけの調味料が埋もれることもなくなりそうだ。 プラズマクラスター見守り運転は、人工知能が冷蔵室の開閉頻度やキッチンの温度・湿度を分析して、プラズマクラスターイオンの放出を適正にコントロールする機能。空気中の雑菌の活動を抑え、庫内に菌が侵入するのを防いでくれるので、清潔な庫内環境が保たれる。なお、今回発表された4機種の価格はいずれもオープン。想定販売価格はいずれも税別でSJ-GT55Cが35万円前後、SJ-GT51Cが32万円前後、SJ-GT48Cが31万円前後、SJ-GT42Cが26万円前後となっている。
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