「叶 匠壽庵」が初の実演販売店舗をオープン。作り立ての限定商品に注目!
1958年に滋賀県に創業した和菓子店「叶 匠壽庵」。今や、都内の百貨店などでもおなじみの人気和菓子店ですが、「東京ガーデンテラス紀尾井町」にオープンした店舗は、東京初となる実演販売店。店内の厨房で、女性の菓子職人が「きんつば」を焼き上げる様子を、ガラス越しに見ることができます。店内には、テーブルに茶釜を置いた簡易な茶席のしつらえもあり、きんつばが焼き上がるのを待ちながら、或いはその場で焼き立てをいただきながら、椅子席に座って気軽に一服できるのも面白い提案です。
それこそ、「叶 匠壽庵 東京ガーデンテラス紀尾井町店」限定品の「銘物 匠壽庵きんつば」。一般的に、四角いきんつばというと、6面全てに生地を付けて中身の餡を覆い隠すように焼いてありますが、こちらは、あえて上下2面のみにしか生地を付け焼きしていません。生地には「近江米餅米」と小麦粉を使用。餡には、30年かけて育ててきた滋賀県産のオリジナルブランド「浅井大納言小豆(あざいだいなごんあずき)」を使用。薄い生地のもちっとした食感と、羊羹部分を噛むとほろっと崩れる小豆が特徴で、小豆1粒1粒の味わい、香りがしっかりと感じられます。
定番の「小豆」の他、土日限定の「抹茶小豆」(1個税別220円)が登場。季節限定の味もあり、「東京ガーデンテラス紀尾井町」グランドオープンの2016年7月27日から8月31日(予定)まで「葛小豆」(1個税別220円)が発売されます。1個ずつでも購入できますし、手土産にするならば、最大5個入りの詰め合わせに。日保ちは当日限りですが、美味しいうちに早めに召し上がっていただくというのも贅沢な手土産菓子と言えるでしょう。
一方、もう一つ、こちらの店舗限定品で日保ちもし、ちょっと珍しい品をご紹介します。それは、「梅の蔵」という名の自家製梅酒。
「叶 匠壽庵」本社・工場のある滋賀県の「寿長生の郷(すないのさと)」。琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとり、63,000坪の丘陵地にあるこの地には、柚子やお菓子の素材となる梅を植え、農工ひとつの菓子づくりを目指しているそう。
「叶 匠壽庵」には、樹の上で完熟した香り高い城州白梅を自家梅蔵で寝かせ、熟成した梅エキスを寒天でとどめた「標野(しめの)」といった人気の定番菓子がありますが、この「梅の蔵」は、もともと「寿長生の郷」でしか販売されていなかった知る人ぞ知る品。関東では初めて販売される貴重なものなので、通向けの手土産としてお勧めです。
なお、お酒であるため、20歳以上の方のみ購入できます。
代表銘菓の「あも」(1棹税別1,100円、2棹(箱入り) 税別2,400円)は、選りすぐった小豆を丹精こめてふっくらと炊き上げ、やわらかな求肥と合わせ極上の棹菓子に仕上げたもの。粒が煮崩れずふっくら炊き上がる小豆を探し求め、兵庫県丹波ひかみ産「春日大納言」に辿り着いたそう。
常温で保存でき、製造日から26日間の日保ちとなるので、お遣い物として使い勝手がいいですね。現在は、新商品の「あも(抹茶)」も夏季限定品として発売されています。(2016年9月30日まで)
<ショップデータ>
「叶 匠壽庵 東京ガーデンテラス紀尾井町店」
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町紀尾井テラス1F
電話 03-6261-4887
営業時間 平日10:00~21:00、土日祝10:00~20:00
定休日 年中無休 ※運営会社の設備点検に伴う休館日あり
http://www.kanou.com/
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