お得に5万円台で買える利回り12%の株主優待銘柄
今回ご紹介するのは株価急落で5万円台で買える利回り12%、必見の株主優待銘柄です!
【銘柄データ】ヤマダ電機(東証1部<9831>)
予想配当+予想優待利回り:12.6%
※2年の長期株主優待を利用した場合の年間予想利回りです
【2016年3月25日株価】 546円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=5万4600円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 14円
【株主優待権利確定月】 3月末日、9月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください
ヤマダ電機は家電量販店最大手の企業です。同社の株主優待は買い物優待券(500円、買上金額1,000円(税込)ごとに1枚利用可能)です。今回は100株を購入した上、2年以上保有して長期保有株主向け優待制度を利用し、500円分の株主優待券を年間で合計11枚を獲得した場合を想定しています(つまり株主優待は5500円で評価し、利回り計算しています。保有期間が短い場合、長期保有株主向け優待制度が利用できませんので、利回りは下がります)。
業績は復調基調、株価は300日移動平均線前後で購入を検討したい
2016年3月期第1-3四半期の業績を見ると、売上は3.5%減の1兆2053億円と減収なのですが、営業利益が140.7%増の430億4100万円、経常利益が60.1%増の474億5700万円、純利益が87.0%増の262億3200万円と大幅増益になっています。店舗数は前年同期の、1,008店舗(単体直営681店舗、ベスト電器181店舗、その他連結子会社146店舗)から951店舗(単体直営644店舗、ベスト電器160店舗、その他連結子会社147店舗)へと57店舗減となりましたが、自社競合店がなくなり店舗効率が改善した模様です。更に、店舗改装による商品構成の見直し、在庫の最適化、人員配置のシステム化による販売効率の最適化・最大化等が図れたことにより交差比率や店舗効率が向上。売上は減収となりましたが、売上原価がそれ以上に減少して粗利益は5.0%増となり、販売費及び一般管理費が2.8%減となって営業利益が爆発的に伸びる源泉となっています。
ちなみに、同社の中期経営計画を見ると、2020年3月期に売上1兆8550億円、営業利益1014億円、純利益600億円を目指すとあります。2016年3月期の純利益が予想が331億円なので、4年で利益を約1.8倍にする計画です。
ここ2年程度の株価推移を見ると300日移動平均線前後で株価が下げ止まる傾向があり(2016年3月25日時点では510円前後)、3月期末決算の配当落ちの後などに株価が下がったところを狙っていくと面白いのではないかと思います。
参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資情報
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