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散歩は「利益」が出る趣味? その理由は……

なにかハマれる趣味を始めたいけれど、どうしてもお金の問題が気になって一歩踏み出せない。そんな方に贈る「お金のかからない趣味」情報。誰もが知っているものから、ニッチなものまで、きっと気になる趣味がみつかるはずです。

第1回は、All Aboutで散歩ガイドを担当する、増田剛己さんが提案する「お金のない人が散歩を200%楽しむ方法」です。

<お金のかからない趣味「散歩」チェックシート>
■こんな人におすすめ:運動不足の人、景色を見るのが好きな人、交通費を節約したい人。
■楽しめる期間:そこに道がある限り、いつまでも(どこまでも)
■かかる費用:無料(むしろ利益になることも!)


散歩は自分なりの道しるべを見つけると歩きやすい

「散歩」ガイドの増田さんが、散歩の魅力を紹介

「散歩」ガイドの増田さんが、散歩の魅力を紹介

散歩はお金のかからない趣味の代表選手といっていいだろう。なにせ、道具など一切必要ないし、普段の恰好でただそこらを歩けばいいのだから、誰でも簡単に始められる。

とはいえ、歩き慣れていない人にとって、散歩に出かけるのは億劫かもしれない。僕も最初はそうだった。僕が本格的に散歩を始めたのは45歳のとき、今から12年前のことだ。当時は体重が100kg以上あり、歩くのは苦手だった。それでも健康のためになんとか散歩しようと、家を出たのだが、どこをどう歩けばいいかわからなかった。すると自然に足がバス停に向かっていた。いつも家電量販店まで出かけていたバス路線の停留所だ。


「いつもの景色」が、いつもの景色でなくなった瞬間

「そうだ、ここから、次のバス停まで歩いてみてはどうだろう」。いつもはバスから見る景色を歩きながら見るのは新鮮だった。「ああ、この店はこんな商品を売っていたのか」、「こんなところに公園があるのか」などといった新しい発見も多かった。ただし、最初の散歩はバス停をほんの3つ歩いただけで疲れてしまい、帰りはバスに乗るという、なんとも間抜けな散歩だった。

次はもう少し先まで行ったみようと続けるうちに、少しずつ歩く距離が増えてくる。ついに歩いて家電量販店まで行き、買い物をし、帰りもすべて歩いたときは、かなりの達成感だった。
まずはバス停を起点に散歩するのもいいだろう。

まずはバス停を起点に散歩するのもいいだろう。


バス停散歩に飽きたら、次は電車の路線を歩いたりした。
次は、デジカメを持って、花を探して歩いた。それまでは気がつかなかったけれど、住宅街など桜が咲いていたりするし、道路脇にある梅の花を見たりもした。こういう発見とともに僕は、ますます散歩にのめりこんでいった。


散歩へ出かける前に準備しておくべきこと

散歩に出る前、まず必要なのはその日の天気予報を見ることだ。寒いのか暑いのか、雨が降るのか、晴れなのか。それによって、どういう服装で出かければいいか、折り畳みの傘は必要なのか、不要なのかを判断しよう。

意外かもしれないが、それ以上に大切なのが時間管理だ。休日だけではなく、日常生活の中で散歩を楽しもうと思うのなら、どれくらいの距離を歩くのか、どれくらいかかるのかをあらかじめ計算しておくといい。たとえば少し早く家を出て、会社や学校の最寄り駅より、ひとつ手前で降りて歩く場合、どれくらいの時間に家を出なければならないかなどを計算しておくのだ。
ちなみに増田さんは、複数のウォーキングシューズを天候などに合わせてローテーションしている

ちなみに増田さんは、複数のウォーキングシューズを天候などに合わせてローテーションしている


スマホやパソコンでも簡単に調べられるが、おおよそでいえば80mが1分である。駅間を歩く場合、その距離が1.6kmなら20分かかるということになる。もちろん、ゆっくり景色を見ながら歩けばもう少し時間がかかるし、早歩きならもう少し時間が短くなるだろう。


アウトプットすれば、より趣味としての散歩が楽しくなる

散歩を趣味としてさらに楽しむためには、散歩したあと、アウトプットしておくことだ。それは非公開の散歩日記でもいいし、ブログなどで世間に発表してもいいだろう。

僕の場合は、散歩に出かけると、ちょっとでもおもしろいと思ったものはデジカメあるいはスマホで撮影するようにしている。たとえば、ユニークな飲食店を見つけると、その看板などを撮影しておき、帰宅してからネットで調べたりして、気になれば実際に訪問もする。そして、それらのことをブログに書いたりするのだ。
ユニークな飲食店との出会いも散歩の醍醐味

ユニークな飲食店との出会いも散歩の醍醐味


また、散歩メモも取るようにしている。最初のころは、前述したようにバスの路線を歩いていたので、今日は、バス代でいくら分歩いたのかを記録していた。これはけっこうおもしろくて、一か月の合計が10,000円を越えたりすると、金がかからない趣味というよりも“利益が出る趣味”だなと思ったりする。

たぶん、散歩という趣味はその楽しみ方は十人十色だ。とにかく歩いてみよう、そうすれば自分のスタイルが見つかるはずだ。

<合わせて読みたい「散歩」記事>
■都バス一日乗車券で大手チェーンの1号店をめぐる
■僕のウォーキングシューズ・ローテーション
■浅草に「あれ」が食べれるお店があると聞いて



今回語ってくれたのは……「散歩」ガイドの増田剛己さん

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これまでさまざまな雑誌に散歩に関するコラムを多数執筆。ペンネームである下関マグロ名義で散歩に関する書籍「歩考力」(ナショナル出版)も著している。

テレビ朝日「やじうまテレビ」、「グッド!モーニング」、テレビ東京「7スタLIVE」、文化放送「浜美枝のいつかあなたと」など、テレビやラジオ番組に散歩の達人として登場。

詳しいプロフィールは
こちら

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