スマートフォンで撮った思い出のシーンをインテリアに
プロジェクターをインテリアに……と言っても、プロジェクターそのものを素敵に見せようというのではなく、壁などに映像を投写することで、壁紙や照明のような役割を持たせようというのが今回の提案です。プロジェクターはパワーポイントでのプレゼンテーションや、ホームシアターを楽しむためのものだと考えている人も少なくないと思いますが、今のプロジェクターは高輝度で明るい部屋でもきれいに見えるものが多く、サイズもコンパクトになって一般の家庭でも気軽に導入しやすくなっています。最も簡単で、かつ劇的に部屋の雰囲気が変わる使い方はこれまでに撮りためた写真(画像)の中から、お気に入りの場所や風景、空の様子などを選んでそれを投写させる方法です。 Wi-Fi対応のプロジェクターなら、スマートフォンからそのまま連携させることもできますし、手軽なところではUSBメモリに画像を保存して、それを直接プロジェクターのUSB端子に挿入して使うこともできます。
家具や家電に画像が映り込んでもOK
大型のスクリーンがないとプロジェクターは使えない? いいえ、リビングなどの壁にそのまま映せば大丈夫。壁紙の凹凸感がかえって油絵のキャンパスのような味わいを醸し出してくれます。大きく映し出せば、壁紙のようになり、少し大きさを絞れば窓のようにもなり、奥行きが生まれて部屋が広く見えることにきっと驚くことでしょう。雨の日には青空を、何となくすっきりしない気分のときにはグリーンでいっぱいになど、楽しみ方はいろいろです。 壁際には家具があるし、その上にいろいろなモノが置いてあるから広いスペースが取れないという場合もご心配なく。最近、アミューズメント施設などでも話題の「プロジェクションマッピング」の気分で、モノに投影してしまってもいいのです。ぬいぐるみの影が出来たりするのもまたご愛敬。どんな影を作るかを考えながら、映像の前に雑貨を置いているのも楽しいですよ。家電に映りこんだ映像もまた楽しいもの。ぬいぐるみの影も味わいの1つに。
超短焦点プロジェクターなら、さらに楽しみ方が多彩に
2月13日にソニーから発売予定のポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」は、本体幅わずか8cmという小ささながら、バッテリーとスピーカーを内蔵しているので、どこにでも気軽に持ち運んで映像を投写することができるのが魅力。小型の超短焦点レンズと光学モジュールの採用で、離れたところにプロジェクターを置く必要がなく、壁際に置けるので映像による空間演出の楽しみ方がさらに広がります。 しかも壁に限らず、テーブルや床面など思いのままに投写でき、その映像の大きさも22インチから最大80インチまで自在。スマートフォンの専用のアプリケーションを使って、時計やお天気、お気に入りの映像コンテンツを表示できるポスター機能も備えています。実際のお天気と連動して変化する天気映像を自動で映す機能があるなんて、わくわくしてきますね。 もちろん、みんなで出かけた旅行や運動会など、思い出の画像を家族や仲間と楽しむという使い方もできます。映画だけでないプロジェクターの使い方、ぜひ試してみてくださいね。【関連記事】
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