短期的な視点で、日本の株式市場の動きを分析

2016年、日本の株式市場は大発会から波乱の幕開けとなりました。昨年末に「2016年を予測!日本の株式市場はこうなる」では中長期的な視点で、2016年の日本の株式市場の動向について分析しました。

が、この急落ですから、今後の動きを確認しておきたい方も多いかもしれません。そこで、今回は、短期的な視点で、日本の株式市場の動きについて分析してみます。

日経平均株価は急落

早速、日経平均株価のチャートを見てみましょう。
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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより

大発会である1月4日、1万8818円で寄り付いたものの株価はその後下落して取引を終了。翌日以降も株価は下落し、7日には取引時間中に1万8000円を割り込みました。新年早々わずか4日で、1000円以上も下落しました。日経平均株価は現在、短期的な下落基調にあると言えるでしょう。

移動平均線乖離率で売られすぎ、買われすぎを見る

下落基調にあるとは言っても、どの程度売り込まれているのかは見た感じで何となくしかわかりません。そこで、株価がどの程度売られているのか、もしくは買われているのかを把握する際には、「移動平均乖離率」を使います。

移動平均乖離率とは、株価と移動平均線がどの程度離れているのかを数値化したものです。株価から移動平均線が大きく下に乖離すれば売られすぎ、上に乖離すれば買われすぎとなります。投資スタイルに合わせて、移動平均線を使い分ければよいでしょう。

一般的に、移動平均乖離率がマイナス10%以下になると底となる「買いサイン」と言われ、プラス10%以上となると天井となる「売りサイン」とされています。もちろん、10%に到達することなく株価が反転する場合もあります。

現状を確認する

では、日経平均株価で移動平均線乖離率を見てみましょう。25日移動平均線からの乖離率を見てみると、6%であることがわかります。(5日が黄、25日が赤、75日が青)

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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより


10%に到達することなく株価が反転する場合もありますので絶対だとは言い切れませんが、移動平均線乖離率では、天井と底を判断する目安とされている10%にはまだ到達していないのです。

反転しない株価はなく、いつかは反転することでしょう。ただ、現時点ではそれがいつなのかは誰にもわかりません。焦って損失を拡大させるのではなく、底打ちを確認してから買っても遅くはないのではないでしょうか?

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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