ハーレーから広がる輪を楽しむ松原渓のハーレー観
ハーレーダビッドソン FLSTN ソフテイル・デラックスというビッグバイクに乗るスポーツライター&キャスターの松原渓(まつばら・けい)さん。最近はハーレーライダーであることをキッカケに、方々へ活躍の場を広げていってらっしゃいます。松原渓(まつばら・けい):スポーツライター。福岡生まれ・東京育ち。18歳のときよりグラビアアイドルとして活動をはじめ、女優業などを経て、現在はスポーツライター&キャスターとしてスポーツの世界で活動中。ハーレーダビッドソン FLSTN ソフテイル・デラックス(2015)を所有。現在女性ハーレー乗りのための情報発信サイト『L's HARLEY』にてコラムを連載中。
22歳からハーレーに乗るようになり、このほど最新モデルへ買い替えたばかりという彼女。インタビュー前編に続いて、ハーレーをキッカケに見えてきた世界観について、お話を伺いました。
もっぱらソロツーリング、でも……
―― やっぱりハーレーに乗るならツーリング!……と、松原さんはあまり遠出されないんでしたね(笑)。
松原:FXDL ローライダーに乗っていたときも、ほとんど遠出しませんでしたね。取材でよく行く埼玉スタジアム2002(埼玉・浦和)とか関東近郊なら全然余裕で走って行っちゃうんですけど。
―― 女子サッカーリーグ「なでしこリーグ」の取材で遠方にも行かれることが多いと聞きますが、懇意にされている女子サッカー日本代表の澤穂希選手や大野忍選手が所属するINAC神戸レオネッサのホーム神戸までハーレーで走っていってみようとは?
松原:さすがに行ったことはないですが、行ってみたいとは思いますね。実際に乗っていったときのみんなの反応が楽しみです。
―― 普段一緒に走りに行くライダー仲間はいらっしゃるんですか?
松原:いえ、もっぱらひとりです(笑)。昔からひとりで走りに行っちゃうタイプで、私自身はそれでも平気なんですけど、結果的にいつも走りに行く場所が同じになっちゃっていますね。
―― バイクに乗るタレントさんが増えているようで、たくさんお友達がいるものだと。
女性ライダーのためのハーレーサイト『L's HARLEY』で一緒に活動するラジオDJのトムセン陽子さん(中央)とシンガーソングライターのトモチンさん(左)とブルースカイヘブンにて。「いつか3人で一緒に走りに行きたい!」
松原:今、『L's HARLEY』という女性ハーレーライダー向けのウェブサイトで連載を持っていて、そこで一緒に連載しているラジオDJのトムセン陽子さんやシンガーソングライターのトモチンさんとは「みんなで一緒に走りに行きたいね!」って言っています。
―― 女性ライダーでのツーリングは華やかでいいですね!
松原:ハーレーダビッドソンに乗っていたことが、トムセン陽子さんやトモチンさんとのご縁につながったんだって思うと、人と人を結びつけるハーレーってスゴいな、って思いますね。
ハーレーで楽しみたいことが増えていっています!
―― ハーレーのイベントにご登場されることもあるとか。
松原:ハーレーについてすごく詳しいわけではないんですが、トークショーにお呼びいただいたことなどはありますね。ハーレー正規販売店やイベントに赴く機会も増えました。それまでハーレーは大切な愛車でしたけど、人と人のつながりを味わえるような楽しみ方まではしていなかったんです。でも、イベントでいろんなハーレーライダーの方に出会ったり、販売店の方々にいろんなお話を伺う中で、ハーレーとの接し方にも変化が出てきて。
―― FLSTN ソフテイル・デラックスへの買い替えも、そうした心境の変化から?
松原:そうですね。もちろん以前乗っていたFXDL ローライダーもずっと大切にしてきたバイクでした。そんな中で、ハーレーをキッカケに生まれたご縁から、ソフテイル・デラックスに巡り会えたのも何かのご縁だと思ったんです。改めて、ハーレーって人と人を繋ぐんだな、って。
―― 日本最大級のハーレーイベント『ブルースカイヘブン』にも参加されていますね。
松原:『ブルースカイヘブン』、それまで一度も行ったことがなかったんですが、初めて行ったときのスケール感に圧倒されました! 何千台というハーレーが日本中から集まってきて、大きな富士スピードウェイを埋め尽くすさまは壮観でしたね!
―― 年に一度のビッグイベントですからね。
松原:特に驚いたのが、会場に入る前のことです。富士スピードウェイへと続く10キロぐらいの道がハーレーがひしめき合うように走っていて、まるでパレードのようでした。こんなに多くの人がハーレーに乗っているんだ、って感動しました。
―― キャンプツーリングなど、ハーレーで行く旅の楽しみ方はいっぱいありますよね。
松原:私自身はアウトドア派なので、キャンプはすごく興味がありますね。ただ以前、女性ライダーの方から「主人がハーレーのミーティング好きで、しょっちゅうミーティングイベントにばかり行っていて、離婚の危機に瀕している」ってお話を聞いたりしたので、ちょっと躊躇する部分もありますが……。
―― まぁ、何事もほどほどが一番ですからね(笑)。
いつかはハーレーでアメリカを!
―― ハーレーで一番やりたいことは?
松原:トムセン陽子さんとトモチンさんの3人での女子ツーリング! そして……叶うなら、ハーレーでアメリカを走ってみたいです。
―― ハーレーが生まれた国をハーレーで走るというのは、スケールが大きいですね。
松原:これまで想像もしたことがなかったんですが、友人から「ハーレーでアメリカを走ると面白いよ」って聞かされて、「いつかは……」って思うようになっちゃいました。まだ日本国内すらそんなに走っていないんですが(笑)。でも、やっぱりいつかはアメリカを走ってみたいですね!
―― 松原さんは英語もご堪能で、海外取材経験も豊富ですからさらっとやっちゃいそうな気がします(笑)。
松原:ハーレーでアメリカを走るときに活かしたいですね。それと、いつかはハーレーを安心して置けるガレージ付きの家に住みたいです。
―― ガレージハウスとは夢がありますね。
松原:今の駐車環境は満足いくものじゃなくて、じゃあ一番いいのは?って考えたら、やっぱりガレージハウスなんですよ。
―― アメリカには、バイクやクルマが十分入るガレージハウスがいっぱいありますよね。
松原:アメリカのああいう雰囲気やスケールには憧れますね。アメリカに住めたらいいなぁ、って思うこともあります。
―― 夢が広がりますね。
松原:それも、やっぱりハーレーに乗っているからこそ、だと思います。本当にハーレーに出会えてよかったって思いますね。
■松原渓コラム連載中 女性ハーレーサイト『L's HARLEY』
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