実は楽天の株主優待がスゴイ
楽天は誰もが知っているネット大手企業ですが、実は株主優待の内容もスゴイんです
まずは銘柄データを見て見ましょう。
【銘柄データ】 楽天(東証1部<4755>)
【2015年10月9日株価】 1642円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=16万4200円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 6円
【株主優待権利確定月】 12月末
【株主優待の内容】
100株以上の保有で下記の株主優待(詳しくは同社のHPをご覧下さい)
1.楽天市場 200円クーポン4枚(800円相当)
2.楽天トラベル 国内宿泊1,500円クーポンおよび国内ツアー6,000円クーポン各1枚(7,500円相当)
3.楽天Kobo電子書籍ストアでの対象期間中のコンテンツ購入に対し、通常の3倍の楽天スーパーポイントをプレゼント
4.抽選で株主様限定楽天イーグルスグッズをプレゼント
5.楽天イーグルス公式戦観戦チケットを優待価格でご提供
6.楽天証券口座にて当社株式を保有する株主様限定
楽天証券における当社株式購入手数料の30%をポイント還元
マーケットスピード利用料1年間無料
100株の保有でこれだけの株主優待があるのはスゴイと思います。金額のハッキリしている楽天市場のクーポン(800円)と楽天トラベルクーポン(7500円)だけでも、予想現金配当(1株あたり6円)と合計した利回りは5.4%に達します。
足元の株価は調整中ですが、業績は拡大基調
足元の株価は2015年4月10日をピークとして現在調整中です。しかも8月中旬には200日移動平均線を50日移動平均線が下に突き抜けるデッドクロスが発生しており、中期的な調整局面入りが示唆されています。このようなケースでは50日移動平均線が株価の頭を抑えるケースが続くことが多くあります。しかしながら、業績は好調です。2015年12月期上半期の業績は売上が前年同期比20.0%増の3320億600万円、営業利益が23.5%増の552億8900万円、純利益が20.3%増の277億7200万円となっており、2割程度の増収増益となっています。部門別に見ると、インターネット金融セグメントの損益が大きく伸びています。好採算のクレジット会員数の増大、銀行ローン残高の伸長などが貢献しているようです。ネット通販も拡大しており、今期も最高益更新となると思われます。
業績はしっかりしており、株主優待も魅力的ですので、まずはじっくりと株価が下げ止まるのを確認したいところです。もちろん、日本の株式市場全体の動向もありますが、出来高を伴いながら、50日移動平均線を力強く上抜けていくなどの買いサインが出るのを待ちたいところです。
参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資情報
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。