Aspire to moreで“憧れ”を与える家電を目指す
2015年10月7日から10日まで、千葉県の幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展“CEATEC JAPAN 2015”。その開幕に先駆けて、パナソニックがプレス向けのプレゼンを実施。ブースでの出展内容を発表するとともに、今後の家電戦略における新たなコンセプト「Aspire to more(くらしにもっと憧れを)」をお披露目した。2018年に迎える創業100周年に全社売上10兆円を目指すパナソニック。家電事業は2.3兆円規模の売上を目標としており、今回の新コンセプトはそれを牽引する役目を担うことになる。
本間氏。
CEATEC会場にはHDR対応高輝度次世代テレビを参考出品
上記の新コンセプトなどを受けて、CEATEC JAPAN 2015のパナソニックブースでは“少し先の暮らし”が展開される。キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルームという4つのカテゴリーで、2018年~20年までに実現可能な住空間を提案。水素社会に向けた取り組みとして、純水素型燃料電池や光水素生成技術も紹介予定だ。
Technicsは売上100億円に挑戦
小川氏。
パナソニック株式会社 役員 アプライアンス社 ホームエンターテインメント事業部 テクニクス事業推進室長の小川理子氏は「オーディオにこだわったことがない人にも出会ってほしいと思っています」と語り、2018年にTechnicsの売上100億円に挑戦する考えも明らかにした。
2020年東京五輪に向けた取り組み
プレゼンの最後では、2020年の東京五輪に向けた取り組みにも言及。ワールドワイド公式パートナーとして大会への貢献はもちろんのこと、パナソニックでは“それ以降”も視野に入れている。訪日外国人向けのスマートコミュニケーション、クールスポットを始めとしたスマートコミュニティーの普及などで、2020年をきっかけに変わる暮らしをより豊かなものにしていく考えだ。[関連リンク]
CEATEC JAPAN 2015公式サイト