国産車/おすすめの国産車

最新SUVを300万円で買うならどれがベスト?(4ページ目)

日産エクストレイルハイブリッドの追加設定、三菱アウトランダーのビッグマイナーチェンジなど、完全な新車こそないものの、ミドルサイズの国産SUVの“てこ入れ”が相次いでいる。人気ジャンルの国産SUVを300万円以内で買うならベストなモデルはどれだろうか?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ガソリン仕様ならハリアーも射程圏

トヨタ・ハリアー

トヨタ・ハリアーのサイズは、全長4720×全幅1835×全高1690mm。ガソリン車は288万円~


ほかにも、トヨタ・ハリアーが純ガソリン車なら300万円を切る。乗り心地の洗練度は高級SUVを謳うにはもの足らないが、押し出し感のある外観、上質感(上質に見せるのが上手い)のあるインテリアなど、そのブランドイメージも含めて惹かれる要素は数多くある。

ただし、純ガソリン車のカタログ燃費は最高でも16.0km/Lにとどまるから燃費を重視するなら400万円台のハイブリッド仕様になってしまう。

同クラスではやや地味な印象もあるが、スムーズな乗り心地をはじめ後席を容易に倒せる荷室の使い勝手など、トータル性能の高さで見逃せないホンダCR-Vという手もある。

ホンダCR-V

ホンダCR-Vは、全長4535×全幅1820×全高1685mmで、価格は257万1429円~


2.0Lと2WD/CVT、2.4Lと4WD/5ATというシンプルなグレード構成だが、とくに後者の走りは高速道路を容易にリードできるほどパワフル。ただし、燃費は11.6km/Lと、重いSUVとはいえ、最近のSUVではかなり厳しい。2.0Lでも14.4km/Lというのはもの足らない。

フォレスターのフットワークの良さはトップクラス

スバル・フォレスター

写真はX-BREAK。フォレスターのサイズは全長4595×全幅1795×全高1715mmで、全幅は1800mmを切る。価格は214万9200円~


ターボを設定し、力強い走りが自慢のスバル・フォレスター。こちらもややモデル末期に差し掛かっているのに加えて、現行型で最後になるのか分からないが、在庫分のみの販売になっていようだ(2015年9月上旬時点)。

低重心で軽快感のあるフットワークは、狭い山岳路でもスムーズに走るから、走りを楽しみたいなら打ってつけ。「アイサイト2」という武器も魅力だ。それでもライバルが乗り心地や騒音対策を入念にしてきている現在ではやや古さを感じさせてしまう。

現在の販売店のみの在庫対応ということもあり、フォレスターはしばらく様子見がいいだろう。

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